まずはじめに何をすれば良いのか分からない.
Dreamcastでサウンド開発をするには基本的に下記のファイルが必要です.
- ARM7(サウンドCPU)用サウンドドライバ.
- 各種サウンドデータ.
- 忍ライブラリ(バージョンによってはサウンドライブラリ単体として存在します)
最低この2種類のファイルを用意しなければなりません.これらのファイルを簡単に説明すると
- サウンドドライバ
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サウンドドライバは一言で言うと音を発音する処理を行います.また,サウンドライブラリはサウンドドライバに通信パケット(Dreamcastではホストコマンドを呼ぶ)を送ることによりさまざまな音声を再生します.
- サウンドデータ.
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サウンドデータはサウンドクリエイタが実際に作成した音声が収録されています.サウンドデータは大きく分けると
- 発音するためのファイル.
- 発音している音声を加工するためのファイル.
- サウンドメモリマップ情報を含むさまざまな種類のデータが含まれるファイル.
があります.この中で3.のファイル(マルチユニットファイルと呼ばれる)を使用するのが一番簡単なサウンドの利用方法です.
上記のデータを入手できればサウンドのコーディングが可能になります.