njGetTextureErrStat
テクスチャのエラーを返します

書 式

#include <Ninja.h>
NJS_TEXERRSTAT *njGetTextureErrStat(void);


引 数

なし

返 値

NJS_TEXERRSTAT構造体のポインタ

エラー

なし

機 能

  • 返り値のNJS_TEXERRSTAT構造体のポインタを取得することで、内部のテクスチャエラー変数のアドレスが取得できます。
    これを利用することにより、テクスチャ関数内部で発生したエラーを知ることが出来ます。
  • テクスチャ関連関数で戻り値に成功、失敗があるもので、関数実行後エラーを返した場合、この変数からエラーの種類を確認しエラーに対する対処をします。
  • エラー値はエラーが起こった関数から次の正否の戻り値のあるテクスチャ関連関数が呼ばれるまで有功です。

    n, globalIndex
    テクスチャ関数内部でエラーが起きたとき、テクスチャ番号とグローバルインデックスが>わかる場合にはこの変数に値が戻されます。
    デフォルトはともに0xFFFFFFFFがは入っています。

    texerr
    テクスチャ内部のエラーの種類を返します。

    Ninjadef.hに定義されている以下の値を返します。
    #define NJD_TEXERR_OTHER        (1)	その他のエラー
    #define NJD_TEXERR_FILEOPEN     (2)	ファイルオープンエラー
    #define NJD_TEXERR_EXTND        (3)	ファイル拡張子のエラー
    #define NJD_TEXERR_HEADER       (4)	ファイルヘッダエラー
    #define NJD_TEXERR_FILELOAD     (5)	ファイルロードエラー
    #define NJD_TEXERR_SURFACE      (6)	テクスチャメモリ不足エラー
    #define NJD_TEXERR_MAINMEMORY   (7)	メインメモリ不足エラー
    #define NJD_TEXERR_TEXMEMLOAD   (8)	テクスチャメモリロードエラー
    #define NJD_TEXERR_GLOBALINDEX  (9)	グローバルインデックスエラー
    
    デフォルトは0が入っています。
    

    gdstat
    GDからファイルロード中にエラーが発生した場合、GDのステータス取得関数gdFsGetStatを実行し、結果をgdstatに入れます。
    この場合texerrはNJD_TEXERR_FILELOADになっています。
    #define  GDD_STAT_IDLE      (0)
    #define  GDD_STAT_COMPLETE  (1)
    #define  GDD_STAT_READ      (2)
    #define  GDD_STAT_SEEK      (3)
    #define  GDD_STAT_BUSY      (4)
    #define  GDD_STAT_ERR       (5)
    #define  GDD_STAT_FATAL     (6)
    #define  GDD_STAT_CONTINUE  (7)
    #define  GDD_STAT_UNDEF     (8)
    デフォルトは0が入っています。
    
    詳しくはShinobi関数リファレンスを参照してください。
    

    gderr
    GDからファイルロード中にエラーが発生した場合、GDのステータス取得関数を実行した後にGDのエラー取得関数gdFsGetErrStatを実行し、結果をgderrに入れます。
    #define  GDD_ERR_OK          (  0)
    #define  GDD_ERR_INIT        ( -1)
    #define  GDD_ERR_RESET       ( -2)
    #define  GDD_ERR_LIBOV       ( -3)
    #define  GDD_ERR_MOUNT       ( -4)
    #define  GDD_ERR_DISC        ( -5)
    #define  GDD_ERR_DIRREC      ( -6)
    #define  GDD_ERR_CANTOPEN    ( -7)
    #define  GDD_ERR_NOTFOUND    ( -8)
    #define  GDD_ERR_NOHNDL      ( -9)
    #define  GDD_ERR_ILLHNDL     (-10)
    #define  GDD_ERR_NOTDIR      (-11)
    #define  GDD_ERR_DIROVER     (-12)
    #define  GDD_ERR_BUSY        (-13)
    #define  GDD_ERR_32ALIGN     (-14)
    #define  GDD_ERR_SIZE        (-15)
    #define  GDD_ERR_SEEK        (-16)
    #define  GDD_ERR_OFS         (-17)
    #define  GDD_ERR_ILLTMODE    (-18)
    #define  GDD_ERR_READ        (-19)
    #define  GDD_ERR_NOTREAD     (-20)
    #define  GDD_ERR_TOUT        (-21)
    #define  GDD_ERR_EOF         (-22)
    #define  GDD_ERR_TRAYOPEND   (-23)
    #define  GDD_ERR_SIZEOVER    (-24)
    #define  GDD_ERR_FATAL       (-25)
    #define  GDD_ERR_UNDEF       (-26)
    #define  GDD_ERR_NOERR       (-27)
    #define  GDD_ERR_RECOVER     (-28)
    #define  GDD_ERR_NOTREADY    (-29)
    #define  GDD_ERR_MEDIA       (-30)
    #define  GDD_ERR_HWARE       (-31)
    #define  GDD_ERR_ILLREQ      (-32)
    #define  GDD_ERR_UNITATTENT  (-33)
    #define  GDD_ERR_PROTECT     (-34)
    #define  GDD_ERR_ABORT       (-35)
    #define  GDD_ERR_NOREADABLE  (-36)
    #define  GDD_ERR_CHECKBUSY   (-37)
    デフォルトは0が入っています。
    
    詳しくはShinobi関数リファレンスを参照してください。
    


    用 例

    NJS_TEXERRSTAT *texerr;
    
    texerr = njGetTextureErrStat();
    
    if(njLoadTexture(&texlist) < 0){
    	if(texerr->gderr == GDD_ERR_UNITATTENT){
    		/* GDのオープンを確認 */
    		opencheck();
    	}
    }
    
    

    備 考


    関 連


  • njGetTextureErrStat

    Copyright SEGA ENTERPRISES, LTD., 1998