★Dreamcastソフトウェア作成基準
Dreamcastソフトウェア作成基準/Ver.1.00J
今回のDreamcastでは、サターンと異なり、ハードリセットボタンが本体にありません。従って、ユーザーがリセットしようとした場合は、電源ON/OFFを除けばソフトリセットが唯一の手段になるため、4.1以下に正確に対応してください。
□必須:セーブ実行中、ディスクのアクセス中を除き、「ソフトリセット」が効かなければならない。
□必須:Xボタン、Yボタンがないガンコントローラ、(サターン版でキーの同時入力認識が困難だったキーボード含む?)を除き、『Aボタン+Bボタン+Xボタン+Yボタン』が同時に押された状態で『スタートボタン』が同時に押されたら、「ソフトリセット」が効かなければならない。
□必須:上記で「(Aボタン+Bボタン+Xボタン+Yボタン)+スタートボタン」以外のボタンが同時に押されていた場合にも、「ソフトリセット」が効かなければいけない。
□必須:レーシングコントローラ、ガンコントローラ、キーボード等に対応する場合は、「(Aボタン+Bボタン+Xボタン+Yボタン)+スタートボタン」の組み合わせが不可能(または困難)なため、別途メニュー表示によるソフトリセットを可能とすること。その際、タイトル画面、ブートロムのメニューをそれぞれ、ソフトリセットの飛び先として選択可能とすること。(4.4参照)
レーシングコントローラでは、ボタン配置から同時押しが困難、ガンコントローラは、「Xボタン」「Yボタン」がない、キーボードでは、ボタンの同時認識が困難という理由のためです。
ユーザーに対し誤解を与えないためにも、上記ボタンの組み合わせ((A+B+X+Y)+スタートボタン)以外の組み合わせを、(ガンでは不可能だからと等の理由で)ソフトリセットのボタン操作としてはいけません。
4.3 ソフトリセットとコントローラ(コントロールポート)
□必須:全ての使用しているコントローラ(ポート)から、ソフトリセットが効かなければならない。
2.コントローラとポートにあるように、対応していないコントローラが挿さったポートからは操作できてはならないため、当然ソフトリセットも効かないようにしてください。
以下のAまたはBをチェックしてください。
□A:単一のアプリケーションがディスクに入っている。 (4.4.1へ)
□B:複数のアプリケーションがディスクに入ったオムニバス形式である。(4.4.2へ)
□必須:タイトルループからのソフトリセットでは、本体ブートロムのメニューへと飛ばなければならない。
□必須:メインゲーム内(アプリケーションがスタートした後)でのソフトリセットでは、タイトル画面へと飛ばなければならない。
どこからアプリケーションがスタートした後(=メインゲーム内)とするかは、6.タイトル画面にて規定します。
◇推奨:それぞれの各タイトルのメインゲーム内からのソフトリセットでは、それぞれのタイトル画面へと飛ぶようにしてください。
◇推奨:それぞれの各タイトルのタイトルループからのソフトリセットでは、それぞれのタイトルを選択する統合タイトル画面へと、飛ぶようにしてください。
◇推奨:統合タイトル画面のタイトルループからのソフトリセットでは、本体ブートロムのメニュー画面へと飛ぶようにしてください。
上記推奨事項に従えない場合(総合タイトル画面がない等の場合)は、4.4.1のソフトリセットの必須事項に従ってください。
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