Shinobiライブラリ - メモリマネージメント関数
syMallocInit
Mallocシステムの初期化
書式
Void syMallocInit( *heap, size )
void *heap
Uint32 size
引数
*heap
管理を任せる領域の先頭アドレス
size
管理を任せるサイズ
戻値
なし
解説
メモリマネージメントライブラリに管理を任せる領域を指定し、ライブラリを初期化します。 メモリマネージメント関数群は、OSの介在しないSHINOBIライブラリ下においてのメモリの管理を行います。 この関数は、sbInitSystem()関数内で実行されます。 sbInitSystem()関数でのデフォルト値は以下の通りです。
ヒープ領域の先頭アドレス:Bセクションの終わり
ヒープのサイズ:メモリの最後まで
備考
この関数は、Bセクション以降をメモリアロケート空間と見なし、メモリの内容を初期化します。 もし、Bセクション以降にユーザセクションが存在していた場合、そこを初期化してしまいます。 ユーザセクションを割り当てる際は、必ずBセクションよりも手前に置く必要があります。
参照
sbInitSystem
()
syMallocInit
COPYRIGHT © SEGA ENTERPRISES, LTD., 1998