Dreamcastソフトウェア作成基準
               
Dreamcastソフトウェア作成基準/Ver.1.00J


22.内部時計機能

原則的に、ネットワーク関連のアプリケーションでNTPサーバ等を用いて自動的に時刻修正を行う場合を除き、アプリケーションでこの内部時計を調整することは禁止します。

但し、例外的にPLGS(パーソナルライフゲームシステム:ハドソン社)対応のアプリケーションを作成する場合は、以下の調整機能を入れてください。

 

◇推奨:アプリケーションの先頭でプレイヤーに調整させてください。

 

◇推奨:22.1の例外を除き、初めてゲームを立ち上げる時のみ調整が可能としてください。(バックアップファイルが存在する場合は調整させないでください)

 

◇推奨:オプション等ゲーム内での調整は不可能としてください。

 

PLGSを使用したゲームとしては、サターンの「クリスマスナイツ」が存在します。作成の場合は参照とすることをお勧めします。

 

22.1 明らかに時計が狂っている場合の対処

◇推奨:PLGSを使用するアプリケーションにおいて、セーブファイルが存在する場合であっても、セーブファイルのタイムスタンプと比較して本体内部時計の時刻が過去である場合、アプリケーションの先頭で時刻設定をプレイヤーに調整させてください。

 

22.2 ネットワーク接続時の内部時計調整機能

機能の実装については、特に推奨とも禁止ともしませんが、機能を実装する場合は、

◇推奨:アプリケーションでネットワーク経由で時刻設定を行う際も、ユーザーが独自にPLSG対応のアプリケーションなどでわざと時刻設定を行っているケースを想定し必ず、ユーザーが設定するかどうかの判断を行えるよう選択形式としてください。


               
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