Shinobiライブラリ - メモリマネージメント関数

syMallocInit

Mallocシステムの初期化

書式

Void syMallocInit( *heap, size )
void *heap
Uint32 size

引数

*heap管理を任せる領域の先頭アドレス
size管理を任せるサイズ

戻値

なし

解説

メモリマネージメントライブラリに管理を任せる領域を指定し、ライブラリを初期化します。 メモリマネージメント関数群は、OSの介在しないSHINOBIライブラリ下においてのメモリの管理を行います。 この関数は、sbInitSystem()関数内で実行されます。 sbInitSystem()関数でのデフォルト値は以下の通りです。

ヒープ領域の先頭アドレス:Bセクションの終わり
ヒープのサイズ:メモリの最後まで


備考

この関数は、Bセクション以降をメモリアロケート空間と見なし、メモリの内容を初期化します。 もし、Bセクション以降にユーザセクションが存在していた場合、そこを初期化してしまいます。 ユーザセクションを割り当てる際は、必ずBセクションよりも手前に置く必要があります。

参照

sbInitSystem()

syMallocInit
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