Middlewareライブラリ - 構造体

MWS_PLY_CPRM

ハンドル生成のパラメータ構造体

定義

typedef struct { 
    Uint8   *buf; 
    Sint32  size; 
    Sint32  *libwork; 
} MWS_PLY_CPRM; 

メンバ

*buf   使用するバッファへのポインタ
size   使用するバッファのサイズ(単位:バイト)
*libwork   デコーダが使用する作業領域へのポインタ

解説

音声コーデック(WAVE,MPEG/Audio)用ミドルウェア再生ハンドルを生成する時に、設定するパラメータ構造体です。

MWD_PLY_CALC_AWORKマクロにより計算された大きさのバッファを確保し、bufに指定します。

バッファのサイズを指定するメンバ size には、 MWD_PLY_CALC_AWORK マクロにより計算されたバッファサイズを設定します。 MWD_PLY_MIN_AWORK=48はMWD_PLY_CALC_AWORKマクロに設定する最小値で、滞りなく音声を再生するために必要なセクタ数です。

デコーダが使用する作業領域を示すメンバ *libworkは、WAVE再生の場合とMPEG/Audeoの場合で指定が変わります。 WAVEの再生では、作業領域を必要としないのでこのメンバにはNULLを指定してください。 MPEG/Audioの再生では、MWD_MPA_CALC_WORKマクロにより計算されたサイズの領域を確保して設定してください。 MWD_MPA_CALC_WORKマクロに指定する引数には、生成するハンドルの個数を指定します。


備考


Middlewareライブラリをご使用になる場合、ご利用になる関数によっては表記義務や別途ロイヤリティが必要になる場合があります。


参照

mwPlyCreateMpa()

MWS_PLY_CPRM
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