第6部 HEX toBIN編

ここでは“H2BIN.EXE”を利用して、HEX形式ファイルをビジュアルメモリの実機に読み込ませるファイルBIN形式のファイルに変換する方法についてを説明します。

あらかじめ、E2H86K.EXEを利用してEVA形式ファイルをHEX形式ファイルに変換しておく必要があります。なお、ビジュアルメモリシミュレータを利用する場合は、HEX形式のファイルを用意するだけでかまいません。

第17章 プログラムの起動

H2BINを利用すると、ビジュアルメモリの実機に読み込ませるBIN形式のファイルが作成できます。BIN形式のファイルは、開発用コンピュータとDev.Box、専用の転送ユーティリティ「Memory Card Utility」を利用してビジュアルメモリに転送することができます。

また、Shinobiライブラリのバックアップ関数を利用して、BIN形式のファイルをビジュアルメモリに転送することが可能です。

参照

開発用コンピュータとDev.Box、専用の転送ユーティリティを使った転送方法については『ビジュアルメモリ チュートリアル』を参照してください。

Shinobiライブラリを使った転送方法については『SEGAライブラリマニュアル Vol.2』のバックアップ関数のbuSaveExecFile()関数を参照してください。


17-1 ファイル名の指定


H2BINに指定するファイル名は、大文字と小文字をどのように組み合わせて使用してもかまいません。たとえば、次の3種類のファイル名は同等のものとしてあつかわれます。

 sample.H00

 SAmplE.H00

 SAMPLE.H00


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