12-2 サブルーチン使用時の注意 |
フラッシュメモリ空間へのアクセスを行う場合は、以下の点に注意してください。
ビジュアルメモリには、命令実行サイクルの基本となるシステムクロックが3種類あります。
単体動作時は、水晶発振を使用しますが、フラッシュメモリに書き込みを行う場合は、フラッシュメモリアクセス用サブルーチンを呼び出す前に1/6分周のRC発振に変更する必要があります。読み込みやベリファイを行う場合は、RC発振(分周比は問わず)に変更します。
RC発振への変更にあわせて、ベースタイマーを含むすべての割り込みを禁止してください。
サブルーチンの実行が終了した後は、割り込みを許可し、サブルーチンを呼び出す以前に使用していたクロックに切り替えます。
クロック切り替えのタイミングについては、次の図のとおりです。
システムクロック発振源 | 発振周波数 | 命令サイクルタイム |
RC発振 | 879.236KHz | 6.284μ秒 |
水晶発振 | 32.768KHz | 183.105μ秒 |
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