1-3 モード設定 |
ビジュアルメモリの動作モードは、Dreamcastへの接続状態とMODEボタン+Aボタンによって切り換えが可能です。
各動作モードの詳細は、次のとおりです。
外部コントロールプログラム(Dreamcast)が制御するモードです。
ビジュアルメモリは、Mapleバスに準拠した通信とメモリ管理,LCD表示,時計管理を行います。
Dreamcastコントローラからビジュアルメモリを切り離した場合など、システムモードから復帰すると、ビジュアルメモリのタイトル画面が表示されます。
フラッシュメモリに読み込まれた、アプリケーションを実行するモードです。
![]() アプリケーションは、必ずMODEボタンの押下チェックを行なうように設計してください。MODEボタンが押された場合は、直ちにアプリケーションを終了し、システムプログラムに制御を渡してください。また、アプリケーション実行時にDreamcastコントローラへ接続された場合も、システムプログラムに制御を渡してください。 なお、RAMにワークエリアなどを確保していた場合は、アプリケーション終了前にその内容をアプリケーションにてフラッシュメモリなどに退避するように設計してください。 アプリケーションを終了しシステムプログラムに制御を渡す方法は「第10章 MODEボタンによるアプリケーションの終了手順」を参照してください。 |
ビジュアルメモリに保存されたゲームデータを管理する動作モードです。
ファイル管理の機能は、システムプログラムが行います。
フラッシュメモリに書き込まれているファイルの表示,コピー,削除がボタン操作で行なえます。
ビジュアルメモリのLCDにデジタル時計を表示する動作モードです。時刻は、時分秒まで表示されます。このモードでは、ユーザーが時刻の設定を自由に行えます。時刻の設定は、Dreamcast接続中にDreamcast側からも行うことが可能です。
時計機能は、システムプログラムとOSプログラムが行います。
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(C)SEGA ENTERPRISES, LTD., 1999