プレイ履歴ライブラリの機能を使用する場合は、
プレイ履歴対応のAIPをイニシャルプログラム(以下IP.BIN)に組み込む必要があります。
これは次の2つの方法で行うことができます。
(1) IP部分をアプリケーションプログラムと別に生成する場合 ===================================================== IP Makerで「プレイ履歴を保存する」という指定をしてIPを生成 してください。 (2) IP部分をアプリケーションのELFファイルに組み込む場合 ===================================================== リンクするオブジェクトファイルを差し替えてください。 差し替えるファイルは、以下の3つのファイルです。 a) dc_sdk\shinobi\lib\aip.obj aip.objを プレイ履歴を保存するAIPのaipf.objに変更します。 aipf.objは、dc_sdk\shinobi\libディレクトリに置かれています。 b) dc_sdk\shinobi\lib\systemid.obj c) dc_sdk\shinobi\lib\zero.obj
商品番号、商品名を記述したsytemid.objと、日本語商品名を記述したzero.obj に変更します。 これらは、SDK1.30Jに付属する、JavaScript版のipmakerをご使用になるか、 dc_sdk\shinobi\sample\etc\playlog\のソースを変更して、アセンブルすることにより作成することができます。
実際にアプリケーションをコンパイルする場合は、サンプルプログラムに付属するmake環境をご利用の場合は、 dc_sdk\shinobi\lib\makepre ファイル中の下記(*)の部分をそれぞれaip.objをaipf.objへ、 systemid.obj,zero.objを上で作成したファイルのファイル名に置き換えます。 (.objファイルの順番を変更してはいけません。)
【dc_sdk\shinobi\lib\makepre】 : DEFAULT_IP_OBJS = \ $(SHINOBI_LIB_DIR)\systemid.obj \ ・・・(*) $(SHINOBI_LIB_DIR)\toc.obj \ $(SHINOBI_LIB_DIR)\sg_sec.obj \ $(SHINOBI_LIB_DIR)\sg_arejp.obj \ $(SHINOBI_LIB_DIR)\sg_areus.obj \ $(SHINOBI_LIB_DIR)\sg_areec.obj \ $(SHINOBI_LIB_DIR)\sg_are00.obj \ $(SHINOBI_LIB_DIR)\sg_are01.obj \ $(SHINOBI_LIB_DIR)\sg_are02.obj \ $(SHINOBI_LIB_DIR)\sg_are03.obj \ $(SHINOBI_LIB_DIR)\sg_are04.obj \ $(SHINOBI_LIB_DIR)\sg_ini.obj \ $(SHINOBI_LIB_DIR)\aip.obj \ ・・・(*) $(SHINOBI_LIB_DIR)\zero.obj ・・・(*) DEFAULT_OBJS = DEFAULT_LIBS = :