以下は、ネットワーク接続時、及びマッチングサービスを経由しての対戦等のゲームにおいての規定です。これ以外の非通信部分については、これ以外の作成基準に準拠してください。
■必須:ソフトウェアリセット時ならびにディスクドアの開閉時には、接続された電話回線が切断される。
※ただし16.2 有限回数のリトライ処理中については、リトライが成功するまで無入力状態と同等の扱いにします。
■必須:プレイヤーによる無入力が続いた場合に一定時間で(対戦型ゲームにおいては二分間程度、その他WEBブラウザー等では最長で15分程度)回線を切断するか、または一定時間で接続が切断されるオプションをオプション設定の項目として用意する。
WEBブラウザー等でのダウンロード中は、無入力切断規定外とします。
■必須:回線接続に失敗した場合と回線を切断した場合には、警告メッセージを表示する。またその失敗の理由・切断理由等を可能であれば明示する形にしてください。
○参考例:警告メッセージ例
・無入力による回線切断:「一定時間入力がなかったため回線を切りました。」
■必須:WEB・メール・チャット等でのネットワーク接続の際には、本体メモリ内のIPアドレス等の接続用の設定データを確認し、その設定に従って接続を行う。
■必須:アプリケーション中で、IPアドレス等の設定を行う機能を持つ場合は、(現状DreamPassportによる設定以外は許可しておりません)設定が変更された場合に本体メモリの設定をあわせて変更する。
19.2 キーボード入力・ハードキーボードへの対応
□推奨:ネットワーク接続が必須であり、かつ、文章等長時間の入力を必要とするアプリケーションでは、(ソフトキーボードでの入力が考えられるため)OFF LINE(回線未接続状態)での文字入力をユーザーが選択できるようにしてください。
□推奨:ネットワーク接続が必須であり、かつ、文章等長時間の入力を必要とするアプリケーションでは、ハードキーボード(キーボードコントローラ)に対応してください。
■必須:(メモリーカードにセーブ可能な)ファイルをダウンロードする際には、セーブファイルとともにおかれた定義ファイルの情報に従って、ダウンロード、セーブを行ってください。
現在、Dricas.com(今後Dricas.ne.jpも)内のダウンロード可能なファイルは、定義ファイルに実行ファイルであるかどうかのフラグ・セーブ時のファイル名・ファイルサイズ等を記載しています。定義ファイルに従って(定義ファイルの存在するもののみを)ダウンロードすることで、通常のPCのファイルをダウンロードすることはなくなります。 正常に記載された定義ファイルに従った場合、ビジュアルメモリ専用実行ファイルはファイル名12文字の最後3文字が「_VM」の専用実行ファイルとしてセーブされます。
■必須:ファイルをダウンロードする際には、あらかじめメモリーカードの空き容量を調べた上で、空き容量が不足していた場合、完全にダウンロードする前に警告表示を行い、無駄なダウンロードをユーザーが避けられるようにする。
□推奨:ビジュアルメモリ専用実行ファイルをダウンロードする際には、メモリーカードがLCDを持っているかどうかを判断して、LCDを持っていない場合、完全にダウンロードする前に警告表示を行い、無駄なダウンロードをユーザーが避けられるようにしてください。
警告表示の内容は、15.11 ビジュアルメモリ専用実行ファイルを参照してください。
マッチングサービスにての「回線切断時の戻り先」「再対戦時の規定」「双方の各種設定」「プレイ時間に関する規定」等については、今後規定します。
■必須:マッチングサービスでのネットワーク接続中は、ポーズ機能は効かないようにしてください。(ポーズによって対戦相手に迷惑をかけないため。但しソフトリセットは可能にしてください。)
□推奨:ソフトウェアリセット時ならびにCDトレイの開閉時に接続された電話回線を切断した際には、「対戦相手に迷惑がかかりますので、対戦中はリセットを行わないでください。」または「対戦相手に迷惑がかかりますので、対戦中はCDドアを開かないでください。」等のメッセージを表示してください。
□推奨:特にバックアップを必須とするアプリケーションを除き(「風来のシレン」のネットワーク対戦版等を想定)そのゲーム進行をバックアップに依存させないようにしてください。
□推奨:接続中は、選択時ないしメッセージの表示時において、プレイヤーの入力がなくても、一定時間で次に進むようにしてください。また不必要な選択項目は極力減らしてください。
22.2 ネットワーク接続時の内部時計調整機能にて規定します。