2-10 [Register]リージョン
[Register]リージョンには、プロセッサのレジスタブロックとフラグの内容が表示されます。
[Register]リージョンでショートカットメニューを使用
[Register]リージョンの表示
[Region]をクリックして、[Type]をポイントし、[Register]をクリックします。
表示形式の変更
レジスタを2列で表示
次のいずれかを行います。
- 右クリックして、[Column Format]をポイントしてから、[2 Columns]をクリックする。
- [Ctrl]+[2]キーを押す。
レジスタを4列で表示
次のいずれかを行います。
- 右クリックして、[Column Format]をポイントしてから、[4 Columns]をクリックする。
- [Ctrl]+[4]キーを押す。
レジスタを使用可能な領域に表示
次のいずれかを行います。
- 右クリックして、[Column Format]をポイントしてから、[Auto Format]をクリックする。
- [Ctrl]+[0]キーを押す。
レジスタ値の編集
レジスタ値の変更
- 挿入ポイントを、変更するレジスタの値に移動します。
- 次のいずれかを行います。
- 「+」または「−」を使用して、現在値を増加または減小させる。
- 新規の値を挿入ポイントに入力する。
- レジスタをダブルクリックして値または式を入力し、[Enter]キーを押す。[Expression Evaluator]ダイアログボックスが表示される。
- [Ctrl]+[Alt]+[E]キーを押し、[Expression Evaluator]ダイアログボックスを表示する。
英数字は、大文字で表示されます。
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増分値/減分値の変更
- 右クリックして、[Change Inc/Dec Value...]をクリックします。
[Register Increment/Decrement]ダイアログボックスが表示されます。
- レジスタを増分するか減分する値を入力して、[OK]ボタンをクリックします。
レジスタのライトプロテクト
- リージョンで右クリックします。
- 次のいずれかを行います。
- [Write Protect]が選択されていなければ、[Write Protect]をチェックする。
- [Write Protect]が選択されていれば、ショートカットメニューを終了する。
ライトプロテクトは、プロテクトされているリージョン内でのみレジスタ値が変更されないようにします。他のリージョンでは変更ができ、リージョンに反映されます。
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現在のPCのインストラクションに式を入力
- レジスタ値をダブルクリックしてから、次のいずれかを行います。
- 式を入力して、[Enter]キーを押す。
- 右クリックして、[Edit Register...]をクリックする([Ctrl]+[Alt]+[E]キー)。
[Register Evaluation]ダイアログボックスが表示されます。
- 式を入力します。
- [OK]ボタンをクリックします。
不正な式を入力すると、[Register Evaluation]ダイアログボックスはInvalid Register Expressionを表示します。
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レジスタの状態を保存
レジスタの状態の読み出し
日立プロセッサの[Register]リージョンの表示
汎用レジスタ
[Register]リージョンには、R0からR15の16個の汎用レジスタ(Rn)の値が表示されます。
R0:一部のインストラクションでは、特定のソースレジスタまたはデスティネーションレジスタとして機能します。R0は、次のモードではインデックスレジスタとして機能します。
- 間接インデックスレジスタアドレスモード
- 間接インデックスGBRアドレスモード
R15:スタックポインタ(SP)として機能します。
制御レジスタ
[Register]リージョンには、SR(ステータスレジスタ)、GBR(グローバルベースレジスタ)、およびVBR(ベクトルベースレジスタ)の値が表示されます。
システムレジスタ
[Register]リージョンには、MACHとMACL(high and low multiply and accumulate register)、PR(プロシージャレジスタ)、およびPC(プログラムカウンタ)が表示されます。MACHとMACLレジスタには、乗算とそのアキュミュレーション操作の結果が格納されます。PRには、サブルーチンからの戻りアドレスが格納されます。
ステータスレジスタの値の変更
- 変更したいレジスタの値に挿入ポインタを移動します。
- 次のいずれかの操作を行います。
- 「+」、「−」で現在の値を増減します。
- 新しく値を入力します。
- [Ctrl]+[Alt]+[E]キーを押して[Expression Evaluation]ダイアログボックスを表示します。
16進数の「A」〜「F」は大文字で表示されます。
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ステータスレジスタ(SR、SSR、FPSR)フラグの設定
SEAおよびDEA
[Register]リージョンには、SEA (Souce Effective Address)とDEA (Destination Effective Address)の値が表示されます。SEAとDEAは、左側でSEA (読み取り元)と右側でそのアドレス(書き込み先)を示しています。
最近変更された属性を強調表示