第9章 サブルーチン呼び出し手順 |
アプリケーションがOSプログラムで用意されているサブルーチンを呼び出し、その後アプリケーションに復帰するまでの流れは、次のとおりです。
9-1 各ラベルの処理内容 |
先のサンプルフローチャートにおいて、各ラベルの役割は次のようになっています。
![]() 『ビジュアルメモリSDK』に添付の“GHEAD.ASM”を合わせてご覧ください。 |
![]() 説明中のラベルは、説明を簡素化するためにすべて仮の名称になっています。 |
アプリケーションのメインプログラムです。
os_intROM空間に処理を移行するサブルーチンです。
例では、このサブルーチンを呼び出すとROM空間に処理を移行し、ROM空間から戻った後、メインプログラムに復帰します。
なお、このサブルーチンは、ヘッダ内に用意します。
os_retフラッシュメモリ空間に復帰するためのサブルーチンです。
ROM空間において、このラベルを引数としてCHANGE命令を実行すると、フラッシュメモリ空間に復帰します。復帰後、ヘッダ内に用意されている割り込み復帰ルーチンにジャンプします。
OSプログラム呼び出しおよびフラッシュメモリ空間への復帰ルーチンです。
OSプログラム中に用意されたサブルーチンを呼び出し、サブルーチン処理後はフラッシュメモリ空間へと処理を移行します。
os_mainOSプログラム本体です。
実際に用意されたサブルーチンの処理を行います。
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(C)SEGA ENTERPRISES, LTD., 1999