リンケージローダへの引数をプロンプトに応答して指定する場合には、コマンドラインでは次のコマンドを入力します。
L86K[option]![]()
L86Kは次の行を1行ずつ表示することによって、必要な入力をうながします。
SANYO (R) LC86K series Linkage Loader Version 4.00Copyright (c) SANYO Electric Co., Ltd. 1989-1995. All rights reserved.
Object modules.OBJ]: EVA filenamebasefilename.EVA]: Libraries.LIB]: Option filenamebasefilename.OPT]: Font filenamebasefilename.CGR]:
L86Kは、それぞれのプロンプトに応答されるまで、次の行を表示しません。「3.1 ファイル名の指定」では、これらのプロンプトに対してファイル名を指定するときの規則が説明されています。
L86KコマンドのOption filenameおよび、Font filenmaeを除くプロンプトに対する応答は、L86Kコマンドライン上のフィールドに相当します。次にこれらの対応を示します。
![]() L86Kコマンドラインについては「8.2 コマンドラインによる引数の指定方法」を参照してください。 |
L86Kプロンプトを使用した場合、上記の4項目を応答後、次の2項目の入力をうながします。
evafileの対象チップに対応するオプションファイル名を入力します。
フォントファイル名を入力します。
応答ラインにタイプする最後の文字がプラス記号(+)である場合、プロンプトは次の行に移り、応答をタイプし続けることができます。この場合、プラス記号は、完全なファイルまたはライブラリ名、パス名、またはドライブ名の最後になくてはなりません。
![]() ビジュアルメモリでは、このファイルを指定する必要はありません。 |
カレントのプロンプトに対してデフォルトの応答を選ぶ場合、ファイル名を指定せずに(なにも入力せずに)キーを押してください。次のプロンプトが表示されます。
カレントのプロンプトと残りの全プロンプトに対してデフォルト応答を選ぶ場合、セミコロン(;)をタイプし、すぐにキーを押してください。セミコロンを入力するとそのリンクセッションでは残りのプロンプトのどれに対しても応答することができません。デフォルトの応答を用いたいとき、または時間を節約するためには、このオプションを使ってください。しかし、Object modulesプロンプトにはデフォルトの応答がないので、このプロンプトに対してセミコロンを入力することはできません。
次にL86Kプロンプトに対するデフォルトを示します。
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(C)SEGA ENTERPRISES, LTD., 1998