ビジュアルメモリシミュレータでは、ビジュアルメモリ同士のデータ転送を、TCPを介してシミュレートします。
ネットワークモニタウィンドウは2つのビジュアルメモリシミュレータ間のTCP通信をサポートします。
このパネルの構成は、接続制御関係のボタン類、状況を出力するコンソール、転送したデータを表示するデータモニタ、現在の状態を表示するステータスバーです。
クライアントから接続要求があると、サーバーは接続処理を行います。接続が完了するとメインウィンドウのNetランプが点灯します。
サーバーとの接続を解除するためには[Off]ボタンをクリックします。このボタンをクリックするとサーバーへ切断要求を発行し、クライアントは未接続状態へ移行します。
コンソールは、接続、切断関係の状況を表示します。 コンソールに表示した内容は、[Trans To Console]ボタンでシステムコンソールへ転送することができます。
Clearボタンは、コンソールの内容を消去します。
データモニタは、2つのビジュアルメモリシミュレータ間で転送されたデータをモニタします。このデータは仮想SIOから転送されたデータです。
送信されたデータはTxのグリッド、受信されたデータはRxのグリッドへ表示されます。
データモニタは[Monitor On]ボタンをクリックすると動作を開始し、[Monitor Off]ボタンをクリックすると動作を停止します。表示された内容はバッファがいっぱいになると古い順に破棄されます。
[Trans Buffer To Console]ボタンは現在表示されているデータモニタのバッファ内容をシステムコンソールへ転送します。また、[Buffer Clear]ボタンは、現在のバッファ内容をすべて消去します。