Dreamcastソフトウェア作成基準/Ver.2.00J

9.オプション

□推奨:ゲーム性を損なう場合や移植もので元ゲームに無い場合を除き、できるだけオプションを入れてください。

  

○参考例:レースゲーム・アクションゲーム等の場合は、スタート/オプション選択にてオプション画面を持ち、RPG/アドベンチャー等タイトルにもどることが場合によってユーザーに苦痛を伴うものはゲーム中のオプションコマンド等でオプションを用意する。

  

 

9.1 オプション項目

○参考例:アーケード移植等の場合以下のオプション項目を参考としてください。

LEVEL 難易度設定       EASY >NORMAL< HARD

PLAYER プレイヤー数設定   1  2 >3< 4  5

CONTROL ボタン設定

RAPID 連射設定        >ON< OFF

AUDIO 音声出力設定      >STEREO< MONAURAL

SOUND サウンドテスト     >BGM01<

                  SE02

                  VOICE00

設定の初期化(または初期設定にもどす)                  

EXIT             

  

×禁止用語:設定の初期化、初期設定などの意味で「デフォルト」(ユーザーに分かりづらい言葉)、や「リセット」(ゲームリセットと混同しやすい言葉)を使用しないでくださ

  

■必須:モノラルTVで遊ぶユーザーの存在を考慮し、オプションのあるアプリケーションには、ステレオとモノラルの切換の設定を入れること。

  

 

9.2 オプション項目の設定保存

□推奨:オプションのあるアプリケーションでは、オプション項目の設定をバックアップ(セーブ)すること

■必須:オプションのあるアプリケーションで、オプション項目の設定をバックアップ(セーブ)する場合、ステレオとモノラルの設定は、バックアップしてはいけない。(セーブ内容からはずしてください。)

Dreamcastでは、データの交換など同じデータで別々の環境で遊ぶ場合を考慮しDreamcast本体に、ステレオ/モノラル設定を保存しています。

 

■必須:バックアップした、していないにかかわらず、ソフトリセット後も、オプション項目の設定を保持していること。

  

 

9.3 ステレオ/モノラルの音声出力設定

3.1 アプリケーション立ち上げ直後の音声出力設定にあるようにステレオとモノラルの切替は、その初期値を本体ブートロムの設定値に合わせてください。

  

■必須:ユーザーがアプリケーションのオプション画面等で音声出力設定の設定値を変更した場合、オプション画面から抜けるまでに本体ブートロムの設定値も合わせ変更すること。

オプション画面から抜ける際にブートロム設定を変更してください。ユーザーがステレオ/モノラル設定を選んでいるとき、そのカーソルの動きに合わせて毎回ブートロム設定を変更するようなことは、決してしないでください

(3.1)(9.2)(9.3)の項目を実施することで、ステレオ/モノラルの切替えは本体設定値を参照し、それ以外のオプション設定項目はセーブデータ(あれば)を参照することになります。

 

 

9.4 次画面への進行

□推奨:スタート/オプション設定後のオプション画面にて、「EXIT」を選択して任意の決定ボタンを押した場合もしくは任意の位置で『スタートボタン』を押した場合、セガロゴやタイトル画面ではなく、スタート/オプション選択へと進んで(もどって)ください。


               
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