3-2 NJViewerの操作 |
[Insert] | 次のファイルを読み込みます。 |
[Esc] | NJViewerを終了します。 |
以下の操作時、同時にRトリガーを押すとそれぞれの動作速度が上がります。
X軸を中心に回転させる | X を押しながら方向ボタンをUP/DOWN |
Y軸を中心に回転させる | X を押しながら方向ボタンをLEFT/RIGHT |
Z軸を中心に回転させる | X を押しながらアナログ方向キーをUP/DOWN |
X軸方向に移動させる | Y を押しながら方向ボタンをLEFT/RIGHT |
Y軸方向に移動させる | Y を押しながら方向ボタンをUP/DOWN |
Z軸方向に移動させる | Y を押しながらアナログ方向キーをUP/DOWN |
スケールアップする | Y を押しながらアナログ方向キーをLEFT |
スケールダウンする | Y を押しながらアナログ方向キーをRIGHT |
X軸方向に移動させる | B を押しながら方向ボタンをLEFT/RIGHT |
Y軸方向に移動させる | B を押しながら方向ボタンをUP/DOWN |
Z軸方向に移動させる | B を押しながらアナログ方向キーをUP/DOWN |
モデルの位置を初期状態に戻す | START |
座標軸の表示 | Rトリガーを押しながらSTART |
オブジェクトの変更 | Lトリガーを押しながらアナログ方向キーをLEFT/RIGHT |
モーションのモードの変更 | Lトリガーを押しながら方向ボタンをUP/DOWN |
モーションの増分やステップ数の変更 | Lトリガーを押しながら方向ボタンをLEFT/RIGHT |
ライトやその他のパラメータを初期状態に戻す | Lトリガーを押しながらSTART |
ライトモードの切り替え(User/Fix) | Lトリガーを押しながらX |
カメラモードの切り替え(User/Fix) | Lトリガーを押しながらY |
テクスチャの一覧を表示 | Lトリガーを押しながらA |
シングルとマルチモードの切り替え | Lトリガーを押しながらB |
シーク(カーソルで囲んだ範囲に対してモデルをスケールアップ) | Aを押しながら方向ボタンを動かして範囲を指定。 |
NINDOWS WINDOW を開く | B |
NINDOWS WINDOW を閉じる | WINDOW外でA |
コントローラのBボタンを押すとポップアップメニューが表示されます。
これをシステムメニューと呼び、ここからメニューを選択してNindowsユーティリティを使用することができます。
※NindowsとはNJViewerのGUIシステムです。ユーザーが使用できるものとして、Ninjaライブラリとともに公開されています。
Debug | Nindowsユーティリティメニューをポップアップします。 |
User | ユーザー定義のメニューをポップアップします。 |
Font | フォントを変更します。 |
Exit | アプリケーションを終了します。 |
システムメニューから「Debug」を選択したときに表示されるメニュー項目が、Nindowsの持つNindowsユーティリティです。
Ninja Info | Ninjaライブラリのバージョン番号、その他情報が表示されます。 |
Texture Viewer | 読み込まれているテクスチャをすべて表示することができます。 |
Peripheral Info | ペリフェラルの情報が表示されます。 |
Window Info | アクティブなウィンドウの情報が表示されます。 |
Debug Window | デバッグ文字列を表示するのに便利なウィンドウです。 |
Performance Meter | アプリケーションの描画パフォーマンスがわかります。 |
Close All | メニューを閉じます。 |
Ninja Ver. | Ninjaライブラリのバージョン番号 |
Nindows Ver. | Nindowsのバージョン番号 |
Model Vertex | |
Calc Vertex | |
Set Vertex | |
Texture Memory | テクスチャメモリの空き容量と全容量 |
Vertex Buffer Used | njInitVertexBuffer()で指定された頂点バッファの最大容量と、最大使用量を表示します。使用量が最大容量をオーバーするような場合は、描画を減らすか、頂点バッファを多く確保してください。 |
Native Buffer | 内部で使用する描画用バッファ(VRAM)の最大容量と、現在の使用量、最大使用量を表示します。使用量が最大容量をオーバーするような場合は、描画を減らしてください。 |
読み込まれたテクスチャをすべて見ることができます。
左下の4つのボタンでテクスチャを切り替えて表示します。
Texture | テクスチャ番号と総テクスチャ数 |
Global Index | グローバルインデックス |
Address | テクスチャアドレス |
Size | テクスチャサイズ |
Pixel Format | ピクセルフォーマット |
Surface flags(サーフェイスフラグ) | ハイライト表示されている項目が、そのテクスチャに設定されているフラグです。フラグの詳細はテクスチャ関連ドキュメントを参照してください。 |
Memory Flags(メモリフラグ) | そのテクスチャに設定されているフラグです。フラグの詳細はテクスチャ関連ドキュメントを参照してください。 |
Error Code(エラーコード) | テクスチャをロードする際に発生したエラーコードです。ロードに成功した場合は「OK」が表示されます。エラーコードの詳細はテクスチャ関連ドキュメントを参照してください。 |
ペリフェラル(入力装置)の情報を表示するウィンドウです。
[<][>]ボタンで表示するペリフェラルポートを選択できます。
Port | ペリフェラルポート名 |
Dev | ポートに接続されているペリフェラル名 |
ON | 押されているボタン情報 |
OFF | 押されていないボタン情報 |
PRESS | 押された瞬間のボタン情報 |
RELEASE | 放された瞬間のボタン情報 |
(X1,Y1) | アナログ方向キーの入力値 |
(X2,Y2) | 拡張ペリフェラル用の予備 |
L , R | アナログトリガー(L,R)の入力値 |
カーソルの下にあるウィンドウ(アクティブウィンドウ)の情報が表示されます。
Nindows APIを使用してアプリケーション独自のウィンドウを作成する場合などのデバッグに使用できます。
最上部の文字列 | アクティブウィンドウのタイトル文字列 |
x , y | ウィンドウのクライアント領域の左上座標注:必ずしも画面上の絶対座標ではなく、ウィンドウスタイルに依存します。 |
w , h | ウィンドウのクライアント領域のサイズ |
デバッグ用ウィンドウです。
初期の状態では何も表示されません。
デバッグ時にユーザー(プログラマ)がプログラミングする事で使用します。
1−6.Performance Meter
アプリケーションのパフォーマンス(演算、描画速度など)がわかります。
Main | njUserMain関数の先頭(正しくはnjWaitVSync関数の終了時)から、nwExecute関数呼び出しまでの時間をミリ秒で表示します。 |
Nindows | nwExecute関数の処理時間をミリ秒で表示します。 |
Total | 上記Main + Nindowsの時間を表示します。この値が約16.7msを超えると処理落ちすることになります。 |
TA | タイルアクセラレータ処理時間を示します。この値が約16.7msを超えると処理落ちすることになります(タイルアクセラレータに関してはドキュメント「ハードウェア概要」を参照してください)。 |
Render | PowerVR2の描画時間を示します。この値が約16.7msを超えると処理落ちすることになります。 |
Frame Rate | 現在のフレームレート、過去1秒間の平均フレームレートを表示します。 |
システムメニューから「User」を選択したときに表示されるメニュー項目が、Nindowsの持つNJViewerのGUI機能です。
Help | 操作方法が表示されます。 |
Draw Function | 描画関数を切り替えます。 |
Back Ground Color | 背景色を設定します。 |
Material | マテリアルの色を設定します。 |
Motion | モーションに関する設定をします。 |
Light | ライトに関する設定をします。 |
Camera | カメラに関する設定をします。 |
Attribute | テクスチャなどの表示に関する設定をします。 |
Option | その他の機能が格納されています。 |
Reset Parameter | 各パラメータを初期設定に戻します。 |
バージョン情報 | |
モデルフォーマット | CN:チャンクモデル/ BS:ベーシックモデル |
DrawFunction | NM:Normal / SM:Simple / ES:Easy |
SINGLE / MULTIモード | SN:Single / ML:Multi |
ライト・モード | User / Fix |
カメラ・モード | User / Fix |
モーション・モード | On / Off / Step |
フレームナンバーおよび、ステップ数 |
モデルや、ビューの移動などのNJViewerの操作方法が表示されます。
描画関数を切り替えることにより、光源計算方法などが変化します。
チャンクフォーマット | ベーシックフォーマット | |||||
種類 | Normal | Simple | Easy | Normal | Simple | Easy |
光源の数 | 複数 | 単独 | 単独 | 複数 | 単独 | 単独 |
光源の種類 | 平行点スポットスペキュラアンビエント | 平行(スペキュラ)+アンビエント | 平行+アンビエント | 平行点スポットスペキュラ | 平行 | 平行 |
光源の色 | RGB | RGB | RGB | RGB | インテンシティ | RGB |
光源無視 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
フラット | ○ | △ | × | ○ | ○ | × |
環境 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
両面 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
スペキュラ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
アンビエント | ○ | ○ | × | × | × | × |
アルファ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
マテリアル | ディフューズアンビエントスペキュラ | ディフューズスペキュラ | 無効 | ディフューズスペキュラ | ディフューズスペキュラ | 無効 |
制限 | 描画属性としてグーローテクスチャと、グーローポリゴンのみ描画できます。 | 最初に登録したライトを平行光源とみなし、光源の方向だけが影響光源の色や強さは反映しません。デプスキューは機能しません。 | 描画属性としてグーローテクスチャと、グーローポリゴンのみ描画できます。多角形ポリゴンには対応していません。 |
背景色を設定します。スクロールバーで値を指定します。
マテリアルの色を設定します。スクロールバーで値を指定します。
[Toggle]ボタンを押すとモーション・ループのON/OFFが切り替わります。
Specular | ライトのスペキュラ値を設定します。 |
Diffuse | ライトのディフューズ値を設定します。 |
Mipmap | ミップマップ・レベルを設定します。 |
Color R,G,B | ライトのカラーを設定します。 |
Direction | [<][>]ボタンでライトの方向を切り替えます。また、[X,Y,Z]スクロールバーで任意の角度に調節できます。 |
Chunk ModelでDraw Functionが「Simple」、「Easy」または、Basic ModelでDraw Functionが「Easy」の場合は、上の表の[Specular],[Diffuse]が下の表のものに変わります。
Intensity | 平行光源の強度を設定します。 |
Ambient | 環境光の強度を設定します。 |
Camera position for an axis | Px,Py,Pz : 座標軸を原点としたカメラ位置Vx,Vy,Vz : カメラから原点へのカメラのベクトル |
Camera position for a model | Px,Py,Pz : モデルの中心を原点としたカメラ位置Vx,Vy,Vz : カメラから原点へのカメラのベクトル |
Camera Angle | スクロールバーでカメラアングルを調節できます。 |
[Toggle]ボタンで各設定をON/OFFします。
Tex Filter | テクスチャのフィルタモードを切り替えます。これはテクスチャの拡大時に反映されます。BILNR : バイリニアで補間して表示します。OFF : 補間なしで表示します。 |
Super Sample | テクスチャ縮小時のスーパーサンプリングを切り替えます。ON : サンプリング値を平均化して滑らかに表示します。OFF : 平均化しません。 |
Const TexMater | テクスチャとマテリアルカラーの表示を切り替えます。ON : テクスチャのカラーのみを表示します。OFF : テクスチャとマテリアルのカラーを合成して表示します。 |
メニュー[Wake Up]で設定した値は次に起動するとき、または次のモデルを表示するときに有効になります。
画面解像度を設定します。この設定はVGAモードでは関係ありません。
320_240_NI | 320×240 ノンインターレス |
320_240_I | 320×240 インターレス |
pp640_240_NI | 640×240 ノンインターレス |
640_240_I | 640×240 インターレス |
320_480_NI_FF | 320×480 フリッカーフリーインターレス(TYPE B) |
320_480_NI | 320×480 フリッカーフリーインターレス(TYPE A) |
320_480_I | 320×480 フリッカーフリーインターレス(TYPE A) |
640_480_NI_FF | 640×480 フリッカーフリーインターレス(TYPE B) |
640_480_NI | 640×480 フリッカーフリーインターレス(TYPE A) |
640_480_I | 640×480 フリッカーフリーインターレス(TYPE A) |
(TYPE A,B)とは、フリッカーフリー・フィルタリングのモードを指します。
詳細はドキュメント「ハードウェア概要」を参照してください。
Image Super Samplingにより、表示の際に水平方向のアンチエイリアスが掛かります。
フレームバッファに格納するピクセルフォーマットを指定します。
フレームカウント数は1/60を単位とした値で設定します。
たとえば2を設定すると、1/30秒毎にフレームチェンジします。
スクリーンの縦横比を設定します。
テクスチャ容量を設定します。デフォルトは4Mバイトです。
大きくすると、他のデータ領域が減りますので注意してください。
各パラメータを初期値に戻します。
ウィンドウ内の文字サイズを変更します。
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