1-2 ミドルウェアライブラリの構成 |
ミドルウェアライブラリの構成は以下の通りです。
アプリケーション開発者は、このAPIを用いて様々なコーデックの再生を同じインターフェイスで行うことができます。現在、MPEG SofdecとWAVデコーダは、このAPIに対応しています。ADXは、独自のAPIにより音声の再生を行います。
各種コーデックで圧縮された映像や音声を再生するためのソフトウェアライブラリです。
ミドルウェアマネージャ・オーディオレンダラ・ビデオレンダラなどのミドルウェアを再生するための基本ライブラリです。
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図2 ミドルウェアライブラリの構成 |
ミドルウェアを再生するために必要なヘッダファイルとライブラリファイルは以下の通りです。
SG_MW.H | : | ミドルウェアAPIヘッダファイル |
SG_MWPLY.H | : | ミドルウェア再生ライブラリヘッダファイル (SG_MW.Hからインクルードされています。) |
SG_MW.LIB | : | ミドルウェア基本ライブラリ |
MPEG Sofdecは、映像をMPEG1圧縮、音声をSofdecAudio圧縮した動画を再生します。
ソフトウェアの構成を下記に示します。MPEG Sofdecを再生するためには、「第2章 ミドルウェアライブラリ」をご覧ください。
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図3 MPEG Sofdecのソフトウェア構成 |
MPEG Sofdecデータを作成するツールとして以下のものがあります。
SFVENCD.EXE : MPEGVideoエンコーダ
SFAENCD.EXE : SofdecAudioエンコーダ
SFDMUX.EXE : マルチプレクサ
SFDMAKE.BAT : 一括エンコード用バッチファイル
ヘッダファイルとして以下のファイルを必要としますが、SG_MW.Hをインクルードすることにより、これらのファイルは自動的にインクルードされます。
SFD_MW.H : MPEG Sofdecライブラリヘッダ
MPEG Sofdecを使用するためには、以下のファイルをリンクしてください。
SOFDEC.LIB : MPEG Sofdec デコードライブラリ
SG_MW.LIB : ミドルウェア基本ライブラリ
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(C)SEGA ENTERPRISES, LTD., 1999