第2部 アセンブラ編

ここでは、アセンブラである“M86K.EXE”のコマンドラインオプションや、エラーメッセージなどについてを説明します。

アセンブラの文法やアセンブラ疑似命令、LC86870の命令セットについては「コーディング編」を参照してください。

第3章 アセンブルファイルの指定

M86Kを起動し、その実行に必要な情報をM86Kに引き渡すには2種類の方法があります。

  1. コマンドラインにてすべての情報をM86Kに引き渡す方法
  2. M86Kが表示するプロンプトに応答してすべての情報を引き渡す方法

M86Kを強制的に終了させるには、次のキーを使います。
00060.gif


3-1 ファイル名の指定


M86Kを起動するコマンドライン上で指定するファイル名、またはM86Kのコマンドプロンプトに対する応答として与えるファイル名には、大文字と小文字をどのように組み合わせて使用してもかまいません。たとえば、次の3種類のファイル名は同等のものとしてあつかわれます。

 sample.asm

 SAmplE.ASM

 SAMPLE.asM

また、ファイル名を拡張子なしで指定する場合、M86Kは次のデフォルトのファイル名拡張子を使用します。
00070.gif


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