M86Kが検出する可能性のある致命的なエラーのレベルのメッセージとその意味を次に示します。なお、メッセージ中の???は、場合によって変わる部分を表します。
予約語ファイル中の文法エラーです。
指定されたファイル名中に不当な文字があります。
環境変数CHIPNAMEで指定されたチップ名が予約語ファイル中に見当たりません。
~userで指定されるユーザー名が見当たりません。
指定されたファイルのオープンに失敗しました。
不当なアセンブラオプションが指定されています。
指定されたファイルが読み込めません。
EMSドライバのバージョンが古く、対応できません。v3.2以降のドライバが必要です。
EMSメモリの割り当てに失敗しました。
EMSメモリの開放時にエラーを検出しました。
作業ファイルの掃き出し時にエラーを検出しました(ディスクの空き領域がなくなったなど)。
EMSドライバのバージョンのチェックなど、EMSメモリの初期化の段階でエラーを検出しました。
出力ファイルに仮の名前を与える際にエラーを検出しました。
CHIP疑似命令も環境変数CHIPNAMEによるチップの指定もなく、アセンブル対象チップが特定できないため、以後の動作を中止します。
必ずメインメモリに割り当てなければならない領域があるにもかかわらず、これ以上割り当てられるメインメモリがありません。
動的に割り当てられるメモリ(メインメモリ、EMSメモリ、作業ファイル)がありません。
演算式の解析に用いる作業領域が不足しています。
マクロの定義や呼び出しの際の引数リストを処理するための作業領域が不足しています。
予約語ファイルの読み込みに失敗しました。
ディスクがいっぱいでファイルの書き込みができません。
パラメータバッファの大きさは65535以下を指定してください。
作業ファイルの読み込み時にエラーが発生しました。
エラーを検出したために、途中まで作成した出力ファイルを削除しようとしたが失敗しました。
仮の名前を与えて作成した出力ファイルを正式な名前に変更しようとしたときにエラーが発生しました。変更後の名前と同じ名前のファイルが既にあって、書き込み禁止になっている場合に生じるエラーです。
コマンド行に5つ以上のファイル名が指定されています。
ネストしているファイルのインクルードが許される限度(レベル10)を越えました。
作業ファイルを削除するときにエラーを検出しました。