電源ON後に表示されるDreamcastロゴ(アニメーション)の後表示されるセガロゴを「ライセンスSEGAロゴ」、これとは別にアプリケーションがセガ制作であることを示すために表示するロゴを「セガロゴ」と以下で呼称します。
ライセンシーブランドの場合、アプリケーションロゴ(セガでいうところのセガロゴ)の表示は任意です。但し、その場合も、「ライセンスSEGAロゴ」又は「マイクロソフトロゴ」の表示はキャンセルする事は出来ません。
5.1 「ライセンスSEGAロゴ」「マイクロソフトロゴ」表示
「ライセンスSEGAロゴ」「マイクロソフトロゴ」の表示は、キャンセルする事は出来ません。
これらのグラフィックデータは、ディスク内のIP.BINというファイルに格納されます。
IP.BINは、セガが提供する専用のツール「IP MAKER」によって作成して下さい。ロゴのグラフィックデータは「IP MAKER」に内蔵されているものが使用されます。
なお、いかなる方法についても、「ライセンスSEGAロゴ」「マイクロソフトロゴ」を改変して使用する事は禁止いたします。
5.1.1 Windows CE for Dreamcast(旧名称:Dragon OS)を使用したソフトの場合
■必須:電源投入直後の「ライセンスセガロゴ表示」時に、「ライセンスSEGAロゴ」及び「マイクロソフトロゴ」が、同時に表示される様に、正規のIP.BIN をディスクに組み込んで下さい。
(白をC0で表現しています。)
(TVへの画面出力ではもっと明るく見えます。)
5.1.2 Windows CE for Dreamcast(旧名称:Dragon OS)を未使用の場合
■必須:電源投入直後の「ライセンスセガロゴ表示」時に、「ライセンスSEGAロゴ」のみが表示される様に、正規のIP.BIN をディスクに組み込んで下さい。
注:以下で「セガブランド」という場合、セガ制作または、セガ販売許諾のものを示します。
■必須:(セガブランドのみ)セガブランドのアプリケーションの場合、他社とのライセンス契約があってなおかつそのライセンス表示に関して契約書で定められていない限り、(5.2.1)もしくは(5.2.2)の規定に従い「セガロゴ」を表示している。
サターン時代と異なり、「セガロゴ」はタイトル画面内に表示することを原則とします。(5.2.1)の規定に従って下さい。
ただし、業務用タイトルの忠実な移植や、ライセンス契約など何らかの理由でタイトル画面でのセガロゴ表示が困難な場合は、(5.2.2)の規定に従って下さい。
■必須:(セガブランドのみ)以下の規定に従いセガロゴを表示している。
30pixel
60pixel
または、120×60ドット(タイトルが画面640×480ドット相当時)以上で表示される。(外周空白部を含む大きさです)
60pixel
120pixel
注:サターン時代と異なり、タイトルループ1周目の先頭から、つまりライセンスセガロゴ直後に、「セガロゴ入りタイトル画面」を表示して下さい。これはアプリケーションの著作権を明確にするためですので、必ず実行して下さい。
■必須:(セガブランドのみ)、(5.2.1)が不可能な場合、以下の規定に従いセガロゴを表示している。
30pixel
60pixel
または、120×60ドット(タイトルが画面640×480ドット相当時)以上で表示される。(外周空白部を含む大きさです)
60pixel
120pixel
注:サターン時代と異なり、タイトルループ1周目の先頭から、つまりライセンスセガロゴ直後に、「セガロゴ」を表示して下さい。これはアプリケーションの著作権を明確にするためですので、必ず実行して下さい。
作成基準では「その他のロゴ」を以下のように呼び、分類します。
・ライセンスロゴ
アプリケーション毎のライセンス契約により、表示するロゴ。
○参考例:プロ野球のロゴや、原作のロゴなど
・ライブラリロゴ
Dreamcast用ライブラリーのライセンス契約で表示するロゴ。
○参考例:25.ライブラリ及び特許使用時のライセンス表示
・チームロゴ
制作チーム名を表示するロゴ。
○参考例:ソニックチームロゴや、AM2ロゴなど
・シリーズロゴ
同ジャンルのゲームに表示されるロゴ。
○参考例:セガスポーツロゴ、つくろうロゴなど
・外注会社ロゴ
製造販売許諾ライセンサーを除く外注会社のロゴ。
○参考例:外注会社各社のロゴ
■必須:(セガブランドのみ)5.2.1 タイトル画面でセガロゴを表示する場合を採用したアプリケーションで、その他のロゴ表示が必要な場合、タイトルループ内において「セガロゴ入りタイトル画面」の後(=タイトルループ二周目の先頭)にて表示してください。
タイトルループの先頭は、「セガロゴ入りタイトル画面」です
デモシーンやその他のロゴの表示順番は、各アプリケーションにお任せします
5.2.1 タイトル画面でセガロゴを表示する場合のタイトルループ例
Aは「その他ロゴ」、Bは「デモシーン(タイトル前)」Cは「デモシーン(タイトル後)」を表します。A、B、Cの表示有無、表示順は各アプリケーションにお任せします
上記のパターンでは、Aはタイトル画面以降の表示ということになるため、ライセンス契約でのロゴ表示などで対応が不可能な場合、下記パターンを使用して下さい
■必須:(セガブランドのみ)なお、5.2.2 タイトル画面外でセガロゴを表示する場合を採用したアプリケーションで、その他のロゴ表示が必要な場合、タイトルループ内において「セガロゴ画面」の後にて表示してください。
タイトルループの先頭は、「セガロゴ画面」です
デモシーンやその他のロゴの表示順番は、各アプリケーションにお任せします5.2.2 タイトル画面外でセガロゴを表示する場合のタイトルループ例
Aは「その他ロゴ」、Bは「デモシーン(タイトル前)」Cは「デモシーン(タイトル後)」を表します。A、B、Cの表示有無、表示順は各アプリケーションにお任せします
■必須:(セガブランドのみ)ライセンスロゴ、ライブラリーロゴを表示する場合には、以下の規定に従ってください。
(a)ロゴ表示内容は、契約書の規定を守ること
(b)ロゴ表示順序や画面スキップの可否は、契約書の規定範囲で行うこと
(c)ライブラリーロゴを表示する場合、25.ライブラリ及び特許使用時のライセンス表示を参照すること
(d)契約書に表示に関する規定はないが、必要上、ライセンスロゴを表示しようとする場合、権利関係で問題が発生することを回避するため、表示内容詳細を用意し、一度法務部へ相談することをおすすめします
■必須:(セガブランドのみ)チームロゴ、シリーズロゴを表示する場合には、以下の規定に従ってください。
(a)チームロゴ、シリーズロゴを作成する場合、その内容について社長決裁を取り、商標登録を行うこと。
(b)ロゴを使用する場合、(a)のロゴであること。
(c)ロゴを使用する場合、社連にロゴ表示の仕様詳細を添付し、法務本部を窓口とし、制作部門を管掌する代表取締役の決裁を取ること。
(d)ロゴを表示する場合、権利関係の複雑化を回避するため、「Presents」「Presented by」「Produced by」などの併記は決して行わないこと
5.3.3 外注会社ロゴ表示(製造販売許諾ライセンサーを除く)
■必須:(セガブランドのみ)製造販売許諾ライセンサーを除く外注会社のロゴ表示については、以下の規定に従ってください。
(a)外注会社ロゴ表示を希望する場合、開発契約書内でロゴ表示内容を規定すること
(b)上記契約による規定が無い場合、原則として、外注会社ロゴ表示は認めない
(c)ただし、(b)の場合で、必要上、外注会社ロゴをどうしても表示しようとする場合は、社連にロゴ表示の仕様詳細を添付し、法務本部を窓口とし、制作部門を管掌する代表取締役の決裁を取ること。
(d)法務部が(c)の場合を想定し提案した、権利関係のリスクがもっとも小さい表示方法を以下にあげます。(c)の場合に検討して下さい。なお、提案の詳細は法務部から各部への書類を参照して下さい。・外注会社の社名表示がメイン、ロゴ表示がサブの位置関係にあること
・外注会社のロゴ表示面積が、(5.2.2)で規定したセガロゴ画面の表示面積より小さいこと。((5.2.1)の場合は、提案がないため、(c)の手続きの際、確認を取ること)
・外注会社社名表示部分に、「制作協力」もしくは「In cooperation with」と併記すること