Dreamcastソフトウェア作成基準/Ver.2.00J

14.エンディング/スタッフロール

14.1 エンディング/スタッフロールでの操作 

■必須:ライブラリロゴ(True Motion、CRI MPEG Sofdec等)をエンディング/スタッフロール中に表示する場合、画面のスキップを不可とします。また、ライセンスロゴを表示する場合の画面スキップは契約書の規定に従って下さい

ライブラリロゴやライセンスロゴ等の表示規定を含むものがエンディング/スタッフロール中にない場合、スキップを行えるかどうかはアプリケーション側におまかせします。

ただし、ライセンスロゴ等の表示規定を含む含まないにかかわらず、
4.1.1 ソフトリセットのタイミングに規定されているように、エンディング/スタッフロール中でも「ソフトリセット」は効くようにしてください。

  

  

14.2 次画面への進行

■必須:エンディング/スタッフロール終了後はタイマーまたは任意のボタン入力によって最終的に「タイトル画面」に進んでください。

   

   

14.3 スタッフロールの規定

■必須:(セガブランドのみ)14.3.1〜14.3.4のスタッフロールに関する規定に従うこと。
  

□推奨:(セガブランドのみ)14.3.5〜14.3.9のスタッフロールに関する規定に従ってください。

  

  

14.3.1 スタッフロール内容の承認

スタッフロール記載内容の仕様詳細を社連に添付し、法務本部を窓口として、制作部門を管掌する代表取締役の決裁を得ること。
 
セガブランドの全タイトルが対象になっています。忘れずに手続きを行って下さい。

 

14.3.2 ソフトウェアの著作権の表示

スタッフロールの一番最後に下記【】内の著作権表示を行うこと
 

       【 Presented△by△SEGA 】

【 (C)△SEGA△ENTERPRISES,△LTD.,△(第一公表年)】

・”△”はスペースです。
・スタッフロールの一番最後に表示して下さい。
 (上記表示後、セガロゴなら表示してもかまいません。)
・【】内の表記を、2つとも、表示して下さい。
・Presentnd…が上、(C)…が下になるように配置して下さい。
・(C)…は(6.2)で使用したものと同じ内容を表示して下さい。

  

14.3.3 スタッフロールに記載される当人の許可取得

実名/ペンネームを問わず、そのスタッフ当人に許可を得ること。

(14.3.1)の決裁があれば、外注会社スタッフや、アルバイト社員の名前を出すことが可能となりました。

現在調整中ですが、今後、会社が指定する誓約書を全員提出することが必要となる可能性があります。
  

14.3.4 記載禁止事項1

以下の記載を行ってはならない

・著作権がらみの言葉を個人の肩書きとして載せること(COPYRIGHT(C)、REGISTRATED(R)、ORIGINATE、LISENSE、PRESENTS、PRESENTED BY、PRODUCED BY、TM、制作/著作、など)

・開発期間・開発機材などの社外機密事項

・セガ社内部門名(決裁をうけたチームロゴは可)

・写真やリアルな似顔絵など個人を視覚的に特定できるもの

・住所・電話番号など個人の所在を特定できるもの

・特に契約書で規定されていない限り、他機種からの移植での原作スタッフは記載しないこと。
  

   

14.3.5 記載禁止事項2

権利関係の複雑化を避けるため、法務部より以下の記載を行わないようにしてほしいとの提案がありました。必要上、どうしても表示する場合は、(14.3.1)の際、必ず確認を取って下さい。

・スタッフの肩書き名に「シナリオ」「作詞」「作曲」と表記する

・スタッフの名前に、資料提供会社や外注会社の社名を併記する

・スタッフロールに、外注会社(資料提供会社)ロゴを表記する

    

14.3.6 実名/ペンネームの統一

スタッフ名は出来る限り実名またはペンネームどちらかに統一し、その混在を避けること。

    

14.3.7 文字表記の統一

漢字・ひらがな・カタカナ・英語など文字表記を出来る限り統一すること。

    

14.3.8 肩書きの統一

スタッフの肩書きは実作業に則したものを使用し、その実状とあまりにかけ離れたものや常識で考えてあまりに突飛なものは使用しないこと。

  

14.3.9 ペンネーム使用上の注意

ペンネームには公序良俗に反するようなものを使用しないこと。

 


               
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