第5章 GD-ROMのエミュレート |
この章ではGD-ROMプロジェクトのエミュレーション、テストの方法を説明します。
この章では次の内容を説明します。
GD-ROMのコンテンツを適切な場所に配置し、正常に動作するかをテストするには、次の手順にしたがってください。
これで、GD-Mは開発中の仮想GD-ROMまたはGD-ROMをプレイしているGD-ROMドライブとして、Dev.Boxまたはターゲットコンピュータに表示されます。
エミュレーションは、[Open/Close]ボタンをクリックすると、いつでも中断できます。
GD Workshopが最小化されているときは、タスクバー上で右クリックして、これらの操作を行うことができます。
プロジェクトに変更を加え、マスターGD-Rを焼く前に、開発したGD-ROMが問題なく動作することを十分に確認するまで、何回でもエミュレートすることができます。
![]() [Open/Close]ボタンをクリックした後で、エミュレーションドライブにアクセスすることはできません。エミュレーション中にエミュレーションドライブにアクセスしようとすると、「Access denied, device not ready」というメッセージが表示されます。 |
エミュレーションの速度を設定するには、次のようにします。
[Real Katana Speed]を選択すると、GD-MはCAV(角速度固定方式)のドライブと同じように動作します。CAVのGD-ROMドライブでは、データ取り出し速度が、単密領域では4倍速、高密領域の内側の端では6倍速、外側の端では12倍速になります。 [No Speed Restrictions]を選択すると、GD-Mは最高速(12倍速、もしくはデータの複雑さによる)でエミュレートします。
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(C)SEGA ENTERPRISES, LTD., 1998