アセンブラの起動時にファイル名を指定せずにコマンドを入力します。その後、アセンブラの出力するプロンプトにしたがって、それぞれのファイル名を入力します。
prompt M86K [option]SANYO (R) LC86K series Macro Assembler Version X.XX
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Source filename[.ASM]:____ Object filename[.OBJ]:____ Source listing [NUL.LST]:____ Cross reference[NUL.CRF]:____ Error messages [NUL.ERR]:____
「第4章 オプションスイッチ」で説明されているアセンブラオプションを指定します。
アセンブルするソースファイルの名前を指定します。ファイル名拡張子を省略した場合はデフォルトの拡張子“.ASM”を補給してファイルを探します。ファイル名拡張子も含めて指定されている場合は、そちらを優先します。いずれの場合もドライブ名およびパス名を含めて指定することができます。また、このファイル名を省略することはできません。キーのみが入力された場合には、再度ソースファイル名の入力をうながすようになっています。このとき入力を中止するには、次のキーを使います。
アセンブル結果であるオブジェクトファイルの名前を指定します。ドライブ名およびパス名を含めて指定することができます。この指定を省略する(のみを入力する)と、ソースファイル名の拡張子を“.OBJ”に換えたものをオブジェクトファイルとします。既に同一の名前のファイルが存在する場合には上書きされます。
アセンブル結果のリストを出力するファイルの名前を指定します。ドライブ名およびパス名を含めて指定することができます。この指定を省略する(のみを入力する)と、リストファイルを作成しません。また、既に同一の名前のファイルが存在する場合には上書きされます。
アセンブル対象にしたソースファイル中のシンボルの相互参照リストファイルの名前を指定します。ドライブ名およびパス名を含めて指定することができます。この指定を省略する(のみを入力する)と、シンボルの相互参照リストファイルを作成しません。また、既に同一の名前のファイルが存在する場合には上書きされます。