第3部 リンケージローダ編

ここでは、リンカである“L86K.EXE”のコマンドラインオプションや、エラーメッセージなどについてを説明します。

第8章 リンクのファイル指定

L86Kを起動し、その実行に必要な情報をL86Kに引き渡すには次の2種類の方法があります。

  1. コマンドラインにてすべての情報をL86Kに引き渡す方法
  2. L86Kが表示するプロンプトに応答してすべての情報を引き渡す方法

また、L86Kを強制的に終了させるには起動の方法にかかわらず、次のキーを使います。
00090.gif


8-1 ファイル名の指定


L86Kを起動するコマンドライン上で指定するファイル名、またはL86Kのコマンドプロンプトに対する応答として与えるファイル名には、大文字と小文字をどのように組み合わせて使用してもかまいません。たとえば、次の3種類のファイル名は同等のものとしてあつかわれます。

 sample.obj

 SAmplE.OBJ

 SAMPLE.OBJ

また、ファイル名を拡張子なしで指定する場合、L86Kは次のデフォルトのファイル名拡張子を使用します。
00100.gif
snn はオプション−Bで指定する数値です


[]   [INDEX]   []

(C)SEGA ENTERPRISES, LTD., 1998