3-6 テクスチャ・フィルタ |
テクスチャを実際の画面に表示する際、どのような方法を用いるか指定できます。
前述の「Ninjaアトリビュート」で設定します。
ポイントサンプリングPointSampling | テクスチャデータから直接画面表示用のピクセルを抽出する方法です。最も速い処理が可能ですが、縮小時のテクスチャ画像が崩れます。この方法を使用する場合はNinjaアトリビュートのPsを指定します。 |
バイリニア・フィルタBilinear | 対象となるテクセル(テクスチャ上の画素)の近傍4点から加重平均して画面表示します。拡大縮小時のちらつきなどが軽減されます。画像が補間されるので、絵がぼけたようになることがあります。この方法を使用する場合はNinjaアトリビュートのBiを指定します。 |
トライリニア・フィルタTrilinear | 上記のバイリニア・フィルタを、Mipmapの切り替え時にMipmap間で行います。Mipmapの切り替わりがスムーズになりますが、処理が非常に重くなります。この方法を使用する場合はNinjaアトリビュートのTiを指定します。 |
アンアイソトロピック・フィルタAnisotropic | Super Samplingとも呼ばれます。1ピクセル当たりのテクスチャサンプリングポイントを縦横2倍にして、テクスチャを縮小して描画する部分のクオリティを上げる方法です。細かな線などを縮小表示する場合に効果を発揮します。他の3つのフィルタリングと合わせて使うことができますが、テクスチャデータが4倍になるので非常に時間の掛かる処理になります。この方法を使用する場合はNinjaアトリビュートのAnを指定します。 |
[←] | [INDEX] | [→] |
(C)SEGA ENTERPRISES, LTD., 1999