6-3 ブレークポイントの設定


CodeScapeでは、メモリ範囲へのデータアクセスや外部周辺機器でのブレークポイントなどを含め、ブレークポイントの設定が可能です。 ブレークポイントを設定するには次の操作を行います。

注意 ブレークポイントを追加して、それを[Configure Breakpoint(s)]ダイアログボックスを使用して、手操作で設定することもできます。 ウォッチブレークポイントは、データアクセスでトリガされ、コードブレークポイントは、命令サイクルのフェッチ−実行フェーズでトリガされます。

[Configure Breakpoint(s)]ダイアログボックス

[Code Settings]タブの使用

[Watch Settings]タブの使用

[General Conditions]タブの使用

[Trigger Actions]タブの使用

[Advanced]タブを使用してコードブレークポイントのオプションを指定

[Advanced]タブを使用してウォッチブレークポイントのオプションを指定

[Global]タブを使用してHitachi SH4-EVAプロセッサ用のデバッグ環境を指定

6-3-1 ブレークポイント式のフォーマット

CodeScapeには、式を[Log]ウインドウ中に表示する方法を制御できる強力な式フォーマット機能があります。フォーマット定義はCの print(f) 関数と同様に使用できるフォーマット式によって管理されます。式はフォーマット文字列に続く、任意数のカンマ区切りの式によって構成されます。式は0から番号づけられ、レジスタ名やメモリロケーションを参照する任意のスロット式です。フォーマット式の構文は次の通りです。

[”FormattingString”|FormattingString]、[Expression]...

フォーマット指定(Specification)

フォーマット指示子に使用する文字

ポインタ修飾子(modifier)

幅修飾子(modifer)

繰り返し修飾子(modifier)