ここでは、アセンブラの文法やアセンブラ疑似命令、LC86Kの命令セットについて説明しています。
第20章 アセンブラの文法 |
ソースファイルは、1行につき(行末のCR、LFを含んで)511文字までの長さの文字列です。また、ソースプログラム内で定義されるシンボル(ラベルやマクロの名前など)以外の英文字には、大文字/小文字の区別はありません。たとえば、Nopとnopは共にNOP命令を表すニモニックとして認識されます。また、ラベルなどのシンボルも、アセンブラオプション−Iが指定されていれば大文字/小文字の区別をしなくなります。
ステートメントは、アセンブル時に作成すべきオブジェクトコードを定義するニモニック、オペランド、およびコメントを組み合わせたものです。ソースコードの1行が、1個のニモニックに相当します。また、複数行にまたがるステートメントは認められません。各ステートメントは、次に示す4種類のフィールドから構成されます。
[label:] [operation] [operand] [;comment]
![]() []で示したデータは省略可能なものを示します。 |
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