Middlewareライブラリ - 構造体

MWS_PLY_CPRM_SFD

ハンドル生成のパラメータ構造体(MPEG Sofdec用)

定義

typedef struct { 
    Sint32  ftype; 
    Sint32  max_bps; 
    Sint32  max_width; 
    Sint32  max_height; 
    Sint32  nfrm_pool_wk; 
    Sint8   *work; 
    Sint32  wksize; 
    Sint32  dtype; 
} MWS_PLY_CPRM_SFD; 

メンバ

ftype   再生するストリームの種別
max_bps   最大のビットストリーム量(bit/sec)
max_width   再生画像サイズの最大幅
max_height   再生画像サイズの最大高さ
nfrm_pool_wk   システム領域のフレームプール数
*work   ワーク領域
wksize   ワーク領域サイズ
dtype   表示タイプ

解説

ミドルウェア再生ハンドルを生成する時に設定するパラメータの構造体です。

再生するファイルのタイプを示すメンバ ftypeには次の値が定義されています。

 値   意味 
 MWE_PLY_FTYPE_SFD   MPEG Sofdec(音+映像) 
 MWE_PLY_FTYPE_MPV   MPEG Sofdec(映像のみ) 

最大のビットストリーム量を示すメンバ max_bpsの単位は、bit/secです。 この値は、実際よりも少なくすることも可能です。 再生が途中でフリーズする時は、この値を増やしてください。

再生画像サイズの最大幅 max_widthと 最大高さ max_heightの単位はピクセルです。

システム領域のフレームプール数を示すメンバ nfrm_pool_wkの通常の値は 3です。 処理負荷の変動によりフレーム落ちが発生した場合はこの値を増やしてください。

動画の表示タイプを示すメンバ dtype には次の値が定義されています。

 値   意味 
 MWE_PLY_DTYPE_AUTO   画面の表示サイズを自動的に決定 
 MWE_PLY_DTYPE_FULL   全画面に表示されるように調整 

画面の表示サイズを自動的に決定画質を優先させる時は、 MWE_PLY_DTYPE_AUTOモードを使用してください。 テクスチャのUV座標を調整しているため、バイリニアフィルタを使用してもボケの少ない映像が再生されます。 このモードを使用する場合は、mwPlySetDispPos、mwPlySetDispSize関数を使用してはいけません。


備考


Middlewareライブラリをご使用になる場合、ご利用になる関数によっては表記義務や別途ロイヤリティが必要になる場合があります。


参照

mwPlyCreateSofdec()

MWS_PLY_CPRM_SFD
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