Ninja Library - 構造体/その他のデータ型

NJS_VERTEXBUFFER_INFO

バーテックスバッファ初期化パラメータ

定義

typedef struct { 
     void*   pVertexBuffer; 
     Uint32   nVertexBufferSize; 
     Uint32   nTextureMemorySize; 
     Bool   bNoWaitVsync; 
     Sint32   nNumOfMaxPass; 
     Sint32   nNumOfTextures; 
     Sint32   nNumOfSmallVQ; 
     NJS_PASS_INFO sPassInfo[8]; 
} NJS_VERTEXBUFFER_INFO; 

メンバ

pVertexBuffer   バーテックスバッファ用メモリへのポインタ
nVertexBufferSize   バーテックスバッファ用メモリのサイズ
nTextureMemorySize   テクスチャメモリのサイズ
bNoWaitVsync   非同期レンダリングならTRUE
nNumOfMaxPass   パスの最大数
nNumOfTextures   テクスチャの最大枚数
nNumOfSmallVQ   SMALLVQテクスチャの最大枚数
sPassInfo[8]   パス情報

解説

バーテックスバッファ初期化パラメータです。

メンバ bNoWaitVsyncは、レンダリング開始をVに同期させない場合はTRUEを指定します。

メンバ nTextureMemorySizeは、最大テクスチャ使用サイズ。これはネイティブデータバッファ領域の容量を決定するのに使用されます。なお、このサイズは32バイトの倍数でなければなりません。

メンバ nNumOfTexturesは、テクスチャの管理に使用するテクスチャ管理構造体の最大数を指定します。

メンバ nNumOfSmallVQは、テクスチャの管理に使用するSmallVQテクスチャ管理構造体の最大数を指定します。

メンバ pVertexBufferは、アプリケーションによりシステムメモリ上に確保した頂点バッファへのポインタをセットします。 これを頂点バッファのベースアドレスとして使用します。 なお、このアドレスは32バイトアライメントされている必要があります。

メンバ nVertexBufferSizeは、アプリケーションによりシステムメモリ上に確保した頂点データバッファのサイズ(バイト)を指定します。 32バイトの倍数でなければなりません

メンバ nNumOfMaxPassは、 最大パス数を指定します。(1〜8)

メンバ sPassInfo[8]は、 各パスの情報を設定します。

メンバ bPreSortは、 TranslucentポリゴンのソートモードをPreSortにする場合にTRUEを設定します。

メンバ nSize[5]は、 各リストタイプに割り当てる頂点データバッファのサイズを指定します。 2Vレイテンシィモードにする場合はリストタイプの中の一つに−1を指定します。 指定したリストタイプが直接転送になります。


参照

njCalcVertexBufferSize() njInitVertexBufferExに渡すワークサイズを計算します。
njInitVertexBufferEx() システムの動作定義と初期化

NJS_VERTEXBUFFER_INFO
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