Kamui2 Library - テクスチャ制御関数

kmGetFreeTextureMem

テクスチャメモリの空き容量の取得

書式

KMSTATUS kmGetFreeTextureMem( pSizeOfTexture, pMaxBlockSizeOfTexture )
PKMUINT32 pSizeOfTexture
PKMUINT32 pMaxBlockSizeOfTexture

引数

pSizeOfTexture   (出力)テクスチャメモリの空き容量領域へのポインタ
pMaxBlockSizeOfTexture   (出力)もっとも容量が大きいブロックの領域へのポインタ

戻り値

KMSTATUS_SUCCESS   成功

解説

テクスチャメモリの未使用部分の容量を返します。

テクスチャメモリはブロック単位で管理されます。 何度も確保と解放を繰り返すと、テクスチャメモリはたくさんのブロックに分割されていきます。 この関数では、テクスチャメモリのすべての空きブロックの合計容量(pSizeOfTexture)と、空きブロックのうちもっとも容量が大きな空きブロックの容量(pMaxBlockSizeOfTexture)を知ることができます。

空きブロックの合計容量が足りていても、もっとも容量の大きな空きブロックの容量が不十分であれば、テクスチャの確保を行おうとしてもKMSTATUS_NOT_ENOUGH_MEMORY(メモリ容量が足りない)を返します。

テクスチャの確保を行うには以下の関数を用います。

テクスチャメモリを効率的に使用するには、できるだけ多くのテクスチャを同時に確保/解放するようにしてください。

参照

kmCreateTextureSurface()
 テクスチャ用サーフェスの確保
kmCreateCombinedTextureSurface()
 複合テクスチャサーフェスの確保
kmCreateContiguousTextureSurface()
 連続したアドレス領域へのテクスチャサーフェスの作成

kmGetFreeTextureMem
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