Middleware Library - ADX再生関数

ADXT_EntryErrFunc

エラーコールバック関数の設定

書式

void ADXT_EntryErrFunc( func, obj )
void (*func)(void *obj, char *msg)
void *obj

引数

adxt   ADXTハンドル
func   ユーザのコールバック関数
obj   コールバック関数の第1引数

戻り値

なし

解説

エラーコールバック関数を登録します。

エラーが発生すると登録されたコールバック関数が以下の形式で呼び出されます。

(*func)(*obj, char *msg);

この関数の第1引数objは、ADXT_EntryErrFunc()関数の第2引数となります。 また、第2引数msgは、エラーメッセージです。

この関数はデバッグ用の関数です。 アプリケーションのマスターアップ時には、何もしない関数に置き換えてください。


用例


/* エラーコールバック関数 */
void user_adx_error(void *obj, char *msg)
{
	/* エラーが発生するとこの関数が呼び出されます。 */
	/* msg にエラーメッセージが渡されます。 */
	/* msgは、R5レジスタに格納されているので、R5レジスタのアドレスを */
	/* ダンプすることによってエラーメッセージを知ることができます。 */
	/* この関数は、V-Sync割り込みから呼び出されることがありますので、 */
	/* Ninjaの関数は使用しないでください。 */
	/* また、アプリケーションをリリースするときは、何もせずに戻るような */
	/* 関数にしてください。 */

	for (;;);	/* リリース時には削除 */
}

/* メイン関数 */
void main(void)
{
	/* ADXライブラリの初期化 */
	ADXT_Init();

	/* エラーコールバック関数の登録 */
	ADXT_EntryErrFunc(user_adx_error, NULL);
		:
		:
}

備考


Middlewareライブラリをご使用になる場合、ご利用になる関数によっては表記義務や別途ロイヤリティが必要になる場合があります。


ADXT_EntryErrFunc
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