Shinobi Library - 構造体/その他のデータ型

SYS_MALCM_HEAPH

ヒープハンドルの実体

定義

typedef struct _SYS_MALCM_HEAPH{ 
     SYS_MALCM_HEADER  Root; 
     SYS_MALCM_HEADER *Freep; 
     Uint32  Size; 
     char   *Start; 
     struct _SYS_MALCM_IF *mallocIf; 
} SYS_MALCM_HEAPH; 

メンバ

Root   初期状態の空きブロック(デフォルト関数群で使用)
Freep   フリーリストへのポインタ(デフォルト関数群で使用)
Size   ヒープのサイズ
Start   ヒープの先頭へのポインタ
mallocIf   使用するインタフェース関数群

解説

各サブヒープの状態保持のための構造体です。

関数インタフェースを入れ替えない場合には内容を意識する必要はありませんが、自分で作成した malloc の実装を適用する場合には、Root、Freep のフィールドは自由に使用することができます。


参照

SYS_MALCM_IF
 メモリ確保に使用する関数インタフェースの実体
syCallocMulti()
 サブヒープ領域への calloc 操作
syFreeMulti()
 サブヒープから取得したメモリ領域の開放
syMallocMulti()
 syMallocMulti サブヒープからのメモリ取得
syMallocMultiChangeIF()
 サブヒープに対するインタフェースの置換え
syMallocMultiCreate()
 サブヒープの登録
syMallocMultiDelete()
 サブヒープの登録解除
syMallocMultiStat()
 サブヒープ領域の使用状況調査
syReallocMulti()
 サブヒープ上での realloc 操作

SYS_MALCM_HEAPH
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