Shinobi Library - ファイバ関数

syFbrConvertThreadToFiber

現在実行中の関数をファイバ(メインファイバ)に変換

書式

SYFBR syFbrConvertThreadToFiber( lpParam )
Void* lpParam

引数

lpParam   メインファイバのファイバデータ

戻り値

非SYD_FBR_NULL   正常終了:メインファイバのハンドル
SYD_FBR_NULL   異常終了

解説

現在実行中の関数をファイバに変換し、そのファイバのハンドルを返します。

変換されたファイバをメインファイバと呼びます。

この関数が異常終了したときは次の原因が考えられます。

  1. ファイバの生成最大値を超えて変換する場合
  2. すでにファイバを切り替えている場合

ファイバデータは、ファイバ生成・変換時に指定する32bitのデータで、 そのファイバが実行されているときに syFbrGetFiberData()関数で参照できます。


用例

SYFBR	g_fib_main ;

{
	....
	g_fib_main = syFbrConvertThreadToFiber((void*)0) ;
	....
}

備考

この関数は、syFbrSwitchToFiber()関数を呼び出すの前でのみ使用できます。

参照

syFbrGetMainFiber()
 メインファイバのハンドルを取得
syFbrGetFiberData()
 実行中のファイバのファイバデータを取得

syFbrConvertThreadToFiber
COPYRIGHT © SEGA ENTERPRISES, LTD., 1998-2000