倫理審査依頼書(それぞれの担当者よりマルチ研究開発部またはソフト推進部へ問い合わせください)を受け取り、 記入後、倫理審査委員会(倫理審査事務局)に提出し、倫理審査委員会よりそのタイトルの認可を得た上で、 マスターロムリリースの際に、マスターロムチェックリストとともに、認可済みの依頼書を提出してください。
以下に、テレビゲームソフトに関する倫理規程を記載します。参照してください。
平成8年5月1日改正
テレビゲームソフト倫理審査機構
(目的)
テレビゲームソフト倫理審査機構は以下の目的のため、倫理規程を定める。
一、 テレビゲームソフトが、社会にとって有益かつ健全な娯楽であること。
一、 テレビゲームソフトが社会の支持と信頼を得て、来るべきマルチメディア時代に向け、大いなる発展をすること。
一、 テレビゲームソフトの年少者に対する影響力の大きさを考慮し、年少者及びその保護者に対して購入の判断基準となる指標を提供すること。
一、 販売店が消費者に対して適切な商品の購入指標を提供できること。
一、 ソフト制作者に対して、ソフト開発にあたり、社会に適合した開発指針を提供すること。
(適用範囲)
当機構に賛同するメーカーが発売するテレビゲームソフトに関する以下の事項
(1) 内容(映像・音声・音響・言語)・表現・描写
(2)タイトル・同梱される印刷物・パッケージ・広告・店頭デモ及び販促物
なお、(1)については審査を実施する。(2)については、(1)において審査された結果に基づいて各メーカーの責任において、自主的に表現の管理を行うものとする。
(規程の改変)
当機構はソフトの作品の傾向、社会文化の流れ、表現技術の向上を常に考慮し、規程の改変を行う義務と権利がある。
(倫理規程構成)
当機構の倫理規程は下記の3つから成り立つ。
共通倫理規程すべてのソフト制作にあたり共通して守る倫理規程。下記の2つの倫理規程すべてに適用される。
全年齢推奨倫理規程どの年齢に対しても推奨されるテレビゲームソフトに関する倫理規程。
年齢制限倫理規程思慮分別が備わり、ゲームの世界と現実を明確に区別することができる18才以上の消費者を対象とし、18才未満には推奨しないテレビゲームソフトに関する倫理規程。
(共通倫理規程)
共通倫理規程とはすべてのソフト制作にあたり共通して守るべき倫理規程である。
(1) 国家、法律及び社会正義についての倫理規程
(2) 宗教についての倫理規程
(3) 教育についての倫理規程
(4) 家庭についての倫理規程
(5) 環境についての倫理規程
(全年齢推奨規程)
どの年齢層に対しても推奨されるテレビゲームソフトとして制作時においては以下のことを厳守する。
(1) 性的表現について
(2) 暴力、犯罪及び反社会的表現について
(注)なお、この規程に定めがなくとも、著しく社会通念に反するものは当機構によって審査される。隠しコマンドや裏技において上記の規程に反する表現をしてはならない。
(年齢制限倫理規程)
思慮分別が備わる18才以上に推奨されるテレビゲームソフトとして制作時においては以下のことを厳守する
(1) 性的表現について
(2)暴力、犯罪及び反社会的表現について
(注)なお、この規程に定めがなくとも、著しく社会通念に反するものは当機構によって審査される。隠しコマンドや裏技において上記の規程に反する表現をしてはならない。
以上
テレビゲームソフト倫理審査機構事務局TEL03−5736−7040
FAX03−5736−7225
窓口担当 山崎