Ninja Library - マトリクス関数

njRotateEx

カレントマトリクスにXYZ各軸回りの回転

書式

void njRotateEx( *ang, lv )
Angle *ang
Sint32 lv

引数

ang   XYZ軸の回転角度データのポインタ
lv   LightWaveフラグ

戻り値

なし

解説

カレントマトリクス にX、Y、Zの各軸回りの回転を加えます。

この関数は、LightWaveの軸の回転順に対応しています。 LightWaveフラグを指定する引数 lv には以下の値が定義されています。

 定義   意味 
 TRUE   LightWaveの回転順序(Z→X→Y) 
 FALSE   通常の回転順序(X→Y→Z) 


用例

/*
X、Y、Zの各軸に30度、60度、90度の回転を加えます。
*/
NJS_MATRIX stack[10];
Angle ang[3]

ang[0] = NJM_DEG_ANG(30);
ang[1] = NJM_DEG_ANG(60);
ang[2] = NJM_DEG_ANG(90);
njInitMatrix(stack, 10);
njPushMatrixEx();
njRotateEx(ang,FALSE);
njPopMatrixEx();

備考

カレントマトリクスを[M]、回転に対応するマトリクスを[R]とすると、

[M]=[M][R]

となります。マトリクスが乗算される順序に注意して下さい。


参照

njRotate() マトリクスの任意軸回りの回転

njRotateEx
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