KMSTATUS kmSetCheapShadowMode( nIntensity )
KMINT32 nIntensity
nIntensity (入力)ポリゴンの輝度
KMSTATUS_SUCCESS 成功 KMSTATUS_INVALID_PARAMETER パラメータが不正
チープシャドウモードを選択します。チープシャドウモードとは、あるポリゴンがモデファイアボリュームにさしかかったとき、 その部分の輝度を下げることにより、影などを表現する機能です。
この関数でチープシャドウモードを設定した後は、 すべてのモディファイアボリュームはチープシャドウモードになります。 同一のシーン内で2パラメータポリゴンとの共存はできません。 引数 nIntensityには、モディファイアボリューム内に入ったポリゴンの輝度(0〜255)を設定します。 実際にはハードウェアによって、この値を256で割った値をポリゴンのベースカラーとオフセットカラーに乗算します。 従って例えば引数に128を指定すると、128 / 256 = 0.5が乗算されることになります。
引数に負の値を指定した場合、そのシーンからチープシャドウモード終了し、 通常の2パラメータポリゴンを有効とします。
チープシャドウモードを終了させるには引数に負の数を入れてこの関数を呼び出してください。 チープシャドウモードのON/OFFは、 KMSTRIPCONTEXTを使用する場合は nShadowModeにチープシャドウモードの効果を設定してください。
KMVERTEXCONTEXTを使用する場合は、kmSetVertexRenderState()関数を実行する前に、 この関数を実行してください。
チープシャドウモードをONに設定したあとで影のIntensityのみを変更する場合は、 kmSetVertexRenderState()関数の実行を行う必要はありません。
チープシャドウの影響を受けさせたいポリゴンのVERTEXCONTEXTの SelectModifierメンバには、 2パラメータボリュームと同様KM_MODIFIER_Aを設定します。
頂点データは通常の1パラメータポリゴンを使用します。
kmSetVertexRenderState() レンダリングパラメータ(KMVERTEXCONTEXT)の登録(通常時)