プレイ履歴機能を利用すると、本体メモリに保存しているプレイ履歴データを利用してアプリケーションの進行内容(難易度や展開など)に変化をつけることが可能になります。
プレイ履歴機能を利用するかしないかはアプリケーションタイトル毎に決定してください。
プレイ履歴機能の利用形態の種類(ライブラリの仕様による)
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■必須: プレイ履歴の保存をまったく行っていないタイトルは、保存された他のタイトルのプレイ履歴のデータを利用しないこと。
■必須: (セガブランド)「起動時のプレイ履歴」の保存を行うこと。
□推奨: (セガブランド)「実行中のプレイ履歴」の保存はできるだけ対応すること。
□推奨: 「起動時のプレイ履歴」の保存をできるかぎり行うこと。
□推奨: 「実行中のプレイ履歴」の保存をできるかぎり行うこと。
■必須: プレイ履歴の保存はセガ公式ライブラリを使用して行うこと。直接本体メモリにアクセスしてはならない。
■必須: フリーエリアには、氏名・電話番号などのユーザーを特定するようなデータの保存は行わないこと。
■必須: フリーエリアには、照合しなければプレイの正常な継続ができなくなるようなデータを保存しないこと。
○用例: ゲームのバックアップデータ、オプション設定のデータ
本体メモリ内には、100タイトルまでのプレイ履歴が保存可能です。この100タイトルを越えて保存を行うと、最後に起動した日時が古いタイトルから順に消されてしまうために、過去に保存したデータが必ず残っているとは限らないためです。
■必須: 「起動時のプレイ履歴」の保存以外のプレイ履歴機能を利用する際は、必ずセガに届け出ること。
保存以外のプレイ履歴機能を利用するとは、プログラム中でプレイ履歴ライブラリを利用するということです。 この登録時には次の項目についても報告が必要となります。
利用登録なしでプレイ履歴機能を利用しているタイトルはリリースを認めません。
■必須: 特にセガが認めた場合を除き、参照したプレイ履歴データはドリームキャストのメインメモリ内でのみ利用すること。
モデムやメモリーカード(記録デバイス)、シリアル通信、その他の媒体により他の機器への転送はすべて原則禁止とします。
■必須: 他社タイトルのプレイ履歴を参照する場合、そのタイトルの権利を所有する各社の承諾を得ること。
△注意: 無断で他社タイトルのプレイ履歴の参照を行い、問題が発生してもセガはすべての責任は持ちません。
■必須: 海外市場向けのタイトルは、すべてのプレイ履歴機能を利用しないこと。
国内タイトルからの移植も含め、海外市場向けのタイトルはすべてプレイ履歴機能の利用を行うことは禁止します。