Middleware Library - Dual Speech用関数

mwRecCreateDlse

DualSpeech用ハンドルの生成

書式

MWREC mwRecCreateDlse( cprm )
MWS_REC_CPRM *cprm

引数

cprm   ハンドル生成のパラメータ

戻り値

ミドルウェア録音ハンドル

解説

ハンドルを生成します。

引数に与える構造体のメンバ cprm.sizeには、MWD_REC_CALC_AWORKマクロにより計算された値を設定します。

MWD_REC_CALC_AWORKマクロの引数にはセクタ単位の値を設定します。 MWD_REC_MIN_AWORK=48はMWD_REC_CALC_AWORKマクロに設定する最小値で、滞りなく音声を録音するために必要なセクタ数です。

メンバcprm.bufには、cprm.size分の領域を確保して設定します。

メンバcprm.libworkには、MWD_DLSE_CALC_WORKマクロにより計算された値を設定します。 MWD_DLSE_CALC_WORKマクロの引数には、生成するハンドルの個数を指定します。

メンバcprm.maxchには、録音するチャンネル数を指定します(1固定)。

メンバcprm.extsizeには、左チャンネル(MWD_CH_L)のみMWD_DLSE_EXTRA_SIZEを指定します。

メンバcprm.devnoには、マイクが接続されているデバイス番号(MWD_REC_DEV_〜)を指定します。

メンバcprm.sfreqには、音声のサンプリング周波数(MWD_REC_SFREQ_8KHZ固定)を指定します。

メンバcprm.bpsには、音声の量子化ビット数(MWD_REC_BPS_16BIT固定)を指定します。

メンバcprm.gainには、音声のゲイン値を指定します。

メンバcprm.limitには、録音停止する為の限界値(MWD_DLSE_MEMORY_LIMIT)を指定します。


用例

memset( &cprm, 0, sizeof(cprm) );
cprm.size  = MWD_REC_CALC_AWORK(MWD_REC_MIN_AWORK);
cprm.buf = syMalloc(cprm.size));
cprm.maxch = 1;
cprm.libwork = syMalloc(MWD_DLSE_CALC_WORK(1));
cprm.extsize[MWD_CH_L] = MWD_DLSE_EXTRA_SIZE;
cprm.extsize[MWD_CH_R] = MWD_REC_EXTRA_SIZE;
cprm.devno = MWD_REC_DEV_A1;
cprm.sfreq = MWD_REC_SFREQ_8KHZ;
cprm.bps = MWD_REC_BPS_16BIT;
cprm.gain = (MWD_REC_GAIN_MAX - MWD_REC_GAIN_MIN) / 2;
cprm.limit = MWD_DLSE_MEMORY_LIMIT;
rec = mwRecCreateDlse(&cprm);

備考


Middlewareライブラリをご使用になる場合、ご利用になる関数によっては表記義務や別途ロイヤリティが必要になる場合があります。


mwRecCreateDlse
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