Kamui2 Library - グローバル設定関数

kmSetFogTable

フォグテーブルの設定

書式

KMSTATUS kmSetFogTable( pfFogTable )
PKMFLOAT pfFogTable

引数

pfFogTable(入力)   フォグテーブルが格納された配列へのポインタ

戻り値

KMSTATUS_SUCCESS   成功

解説

フォグテーブルを登録します。

引数 pfFogTableには、128段階のfloat値の格納された配列へのポインタを指定します。 フォグテーブルによるフォグは、VERTEXCONTEXTでFogTable有効を指定したポリゴンに対して自動的に設定されます。 フォグテーブルは128個の要素からなり、そのIndexは0から127となります。 フォグテーブルのIndex番目の要素は、奥行き(1/w値)が

Depth = ( pow( 2.0, Index >> 4 ) * (float)(( Index & 0x0F ) + 16 ) / 16.0f ) / FogDensity

の位置のフォグ濃度を指定します。 フォグテーブルの各要素は、0.0が減衰率0(フォグ効果なし)、1.0が減衰率最大(フォグ濃度最大)を示します。 すなわちフォグテーブルには、奥の濃度から手前の濃度へ順に指定します。 上記の式よりわかるように、フォグテーブルの各要素が対象とする奥行き値は、FogDensity の値によって変化します。

FogDensityの値は kmSetFogDensity()関数で指定します。 フォグテーブルの内容は、 kmGenerateFogTable()関数を使用して自動的に生成することが可能です。


参照

kmGenerateFogTable()
 フォグテーブルの自動生成
kmSetFogDensity()
 テーブルフォグの係数指定

kmSetFogTable
COPYRIGHT © NEC Corporation / © SEGA ENTERPRISES, LTD., 1998-2000