Shinobi Library - 構造体/その他のデータ型

PDS_MOUSE_AXIS

マウスの軸情報(移動量)を格納する構造体

定義

typedef struct { 
     Uint8 over; 
     Uint8 reserved; 
     Sint16 x; 
     Sint16 y; 
     Sint16 z; 
     Sint16 axis[5]; 
} PDS_MOUSE_AXIS; 

メンバ

over   オーバーフローフラグ
reserved   予約
 X方向移動量(-512〜511)
 Y方向移動量(-512〜511)
 ホイール回転量(-512〜511)
axis   その他の軸の移動量(-512〜511)

解説

マウスの軸情報(移動量)を格納する構造体

メンバ overは、以下のビットアサインになっています。それぞれのアナログ軸の移動量についてオーバーフローが発生したかどうかが格納されます。オーバーフローが発生していればビットの値が1に、そうでなければ0になります。

 ビット位置指定用定数    軸 
 PDD_MOUSE_AXIS_X   X軸 
 PDD_MOUSE_AXIS_Y   Y軸 
 PDD_MOUSE_AXIS_Z   ホイール 
 PDD_MOUSE_AXIS_3   第3軸 
 PDD_MOUSE_AXIS_4   第4軸 
 PDD_MOUSE_AXIS_5   第5軸 
 PDD_MOUSE_AXIS_6   第6軸 
 PDD_MOUSE_AXIS_7   第7軸 

ホイールの値は、1目盛り分回転させるごとに値1を返します。


備考

この構造体を取得する関数 pdMouseGetAxis()をVブランク等の割り込みで使用することにより、60FPSで動作しないアプリケーションや処理落ち等が発生した場合等でもマウス座標の変化速度を一定に保つことができます。

第3軸〜第7軸を持つマウスは存在しないため、これらのメンバを参照することは避けてください。


参照

pdMouseGetAxis()
 マウス座標軸データの取得

PDS_MOUSE_AXIS
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