Shinobi Library - ペリフェラルデータ関数

pdSetIntFunction

コントロールポート割り込み関数の登録

書式

void pdSetIntFunction( func )
void *func

引数

func ユーザー割り込み関数アドレス

戻り値

なし

解説

ユーザーのコントロールポートからの割り込み関数を登録します。

引数 funcにNULLを指定すると登録を取り消します。


用例

void UserFunc(void)
{
	:
}
pdSetIntFunction(UserFunc);

備考

通常のペリフェラルデータ取得関数 pdGetPeripheal()では、 実際にコントローラからのデータが得られてから、 アプリケーションに反映されるまでに1V〜2Vのレイテンシ(遅延)が発生します。

この遅延は通常のアプリケーションでは全く意識する必要はありませんが、 通信対戦などをおこなうアプリケーションでは、 できる限り早くコントローラのデータを取得し送信処理を行う必要があるため無視できません。

この関数にpdGetPeripheralDirect()関数を組み合わせて使うことで、 ハードウェアからの割り込みと同時に最小限の遅延でペリフェラルデータを取得できます。 ユーザー割り込み関数中であっても、 通常のペリフェラルデータ取得関数pdGetPeripheral()を使用して取得したデータは、 前フレームのデータであり、最小レイテンシのデータとはなりません。 ユーザー割り込み関数中には pdGetPeripheralDirect()関数を使用してください。


参照

pdGetPeripheralDirect()
 ペリフェラルデータの取得(低レイテンシ用)

pdSetIntFunction
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