Dreamcast Software Development Standards Version 2.31J

24. 商標/著作権
アプリケーションの中で下記にあるように第三者の知的財産権・人格権などを侵害しないように注意してください。
■必須:
以下の「商標・著作権」などの項目に違反しないこと。
- 三者の著作権、肖像権、財産権、特許、商標、意匠、その他の権利の侵害(メーカー/商品/キャラクター名、映像、写真、肖像、デザイン、マーク、曲など)の無断使用
- 三者に損害を与える不正競争行為(類似商品、類似キャラクター、類似デザインなど)の使用
- 三者の名誉の毀損、プライバシーの侵害
24.1. 商標に関しての具体的事例
以下の表現については商標登録されている(審査中含む)ので、タイトルでの使用など、商標的な使用をしてはなりません。
- ロールプレイング」 旧24類 佐藤光市氏 平成8年2月28日
- (セガブランド)『R・P・G』は(株)バンダイの所有する商標ですが、当社は(株)バンダイより使用の許諾を受けているため使用が可能です。使用する場合は一般名詞的に使用せず、商標であることをわからせる表現にする必要があります。
24.2. 知的財産権侵害の具体的事例
第三者の知的財産権などを無断で使用したりして、クレームを受けることが想定されるケースとして次のような例があります。
24.2.1 商号、商標などに関したクレーム
- 球ゲーム、カーレースゲームやサッカーゲームなどで、その会場内の看板を実写でゲーム中に取り込み、その看板に表示されている第三者の商号や商標を無断で使用してしまったケース。
- レースゲームやサッカーゲーム、あるいはその他のスポーツゲームなどで、その主催者の名称やシンボルマークを無断で使用してしまったケース。
24.2.2 著作権やデザインなどに関したクレーム
- カーレースゲームで、第三者が撮影した写真をゲーム中に背景画として取込み、撮影者に無断で使用してしまったケース。
- 映画、漫画などに出てくるキャラクターをそのまま又は一部変更して、ゲーム中に取込み、著作権者や著作者に無断で使用してしまったケース。
- 野球ゲームやサッカーゲームなどで、チームのユニホームを所属団体に無断でゲーム中に使用してしまったケース。
- カーレースゲームで、実際のレース車と同じカーイメージをゲーム中に取込み、車メーカーに無断で使用してしまったケース。
24.2.3 肖像権・パブリシティ権などに関したクレーム
- 野球ゲーム、カーレースゲーム、サッカーゲーム、あるいはその他のスポーツゲームなどで、著名な選手などの顔写真をそのまま又はそれをグラフィック化しゲーム中にて取込み、当人又は所属団体に無断で使用してしまったケース。
- 同じく、そのゲーム中に著名な選手などの名前を当人又は所属団体に無断で使用してしまったケース。

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