void syHwInit( stackptr )
void *stackptr
stackptr スタック領域の最終アドレス
なし
主にハードウェアの初期化を行います。この関数はグラフィックライフラリの初期化の前に実行しておかなければなりません。
引数 stackptr には、割り込み時に使用するスタック領域の最後のアドレスを指定します。 この値は、スタック領域の先頭アドレスではありません。
NULLを指定すると、割り込み時も通常時と同じスタック領域を使用します。 この場合、ファイバライブラリ(syFbr)、システムマネージャライブラリ(syMng)、 ミドルウェアライブラリ等が使用できなくなります。
サンプルなどで使われているsbinit2.cでは20Kバイトの領域を割り当てています。 通常の使用の場合これで十分です。 割り込みから呼ばれるコールバック関数の中でローカル変数を多く定義したような場合などは、 それよりも大きな値を指定しなけばならない場合があります。
この関数では以下の項目の初期化を行います。
- CPUの初期化
- G1-BUSの初期化
- 割り込みコントローラの初期化
- キャッシュの初期化
- タイマーの初期化