日本国内用に作成されたアプリケーションの海外向け移植を行う場合や新たに海外向けアプリケーションを作成するときはそれぞれ発売される地域によってハードウェアや法律などさまざまな違いがあるため注意が必要です。
現在マーケットエリアは3つに区分されています。
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北米および欧州向けでソフトウェアを作成する場合はそれぞれの作成基準に従ってください。
■必須: 欧州向け本体で動作するアプリケーションは、21pinのRGBケーブル(15kHzのRGB出力モード)に対応すること。
ドリームキャストは、「ビデオ」「15kHz RGB」「VGA」の映像出力形式を持っています。日本国内では「ビデオ」端子を持つテレビが主流で、「15kHz RGB」端子を持つテレビはまれです。そして、その「15kHz RGB」端子を持つ数少ないテレビはほとんど「ビデオ」端子を持っています。したがって「ビデオ」出力さえサポートしておけば、ほとんどのテレビに対応できます。
しかし、フランスでは「15kHz RGB」のスカートケーブル入力端子を持つテレビが主流で、「ビデオ」(PALビデオ入力)端子を持つテレビは少数です。したがって、アプリケーションが意識的に「15kHz RGB」に対応しない限り、フランスの多くの一般家庭では表示ができないことになります。 技術的な質問は以下のアドレスにe-mailでお尋ねください。
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