Ninja Library - 描画関数

njDrawTexture2DExStart

2Dテクスチャポリゴン高速描画の開始宣言

書式

void njDrawTexture2DExStart( trans )
Int trans

引数

trans   半透明フラグ

戻り値

なし

解説

2Dポリゴンテクスチャの高速描画の開始を宣言します。

連続した njDrawTexture2DExSetData()関数の実行前に1回だけこの関数を実行します。

終了の宣言を行う njDrawTexture2DExEnd()関数を実行するまで njDrawTexture2DExSetData()関数以外の関数は実行しないでください。

これら3つの関数の実行により、高速な描画を実現します。

半透明で描画する場合は引数transをTRUEに、半透明にしない場合はFALSEにします。

テクスチャの指定はこの関数の前に行い、 変更する場合は njDrawTexture2DExEnd()関数で描画を終了してから、この関数の実行の前までの間に行ってください。


用例

NJS_TEXTURE_VTX  poly[100][4];

njSetTexture( &texlist );
njSetTextureNum(0);
/* Draw 100 polygons with #0 texture */
njDrawTexture2DExStart(FALSE);

for( i=0; i<100; i++ ){
	njDrawTexture2DExSetData( poly[i], 4 );
}

njDrawTexture2DExEnd();

備考

njDrawTextureEx()関数は以下の関数を1つにまとめた関数です。

 関数名   機能 
 njDrawTexture2DExStart(この関数)   描画の開始宣言 
 njDrawTexture2DExSetData   描画データの設定 
 njDrawTexture2DExEnd   描画の終了宣言 

複数のポリゴンを同一のリストに記述している場合、これら分割した関数群を使うことで、 開始および終了の宣言は1回づつでよいのでnjDrawTextureEx()関数にくらべ高速な描画を可能とします。

描画データの設定を行うとき、頂点数は変更することもできます。


参照

njDrawTextureEx() テクスチャポリゴンの描画
njDrawTexture2DExSetData() 2Dテクスチャポリゴン高速描画のデータ設定
njDrawTexture2DExEnd() 2Dテクスチャポリゴン高速描画の終了の宣言
njDrawPolygon() テクスチャなしポリゴンの描画
njDrawPolygon2DExStart() 2Dポリゴン高速描画の開始宣言
njDrawPolygon2DExSetData() 2Dポリゴン高速描画のデータ設定
njDrawPolygon2DExEnd() 2Dポリゴン高速描画の開始宣言

njDrawTexture2DExStart
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