LibCross Library - デバッグ関数

debug_open

ファイルのオープン
書式
int debug_open( filename, flags )
const char *filename
int flags

引数
filename   オープンするファイル名
flags   オープンフラグ

戻り値
-1以外   ファイルハンドル
-1   エラー

解説
ファイルをオープンします。 戻り値が-1(エラー)の場合、ファイルがオープンできなかった理由が errnoに設定されます。 変数 errno には、次の値が定義されています。
 定義   意味 
 SNASM_EACCESS   読み取り専用ファイルであるか共有されていない、または不正なパス・ファイル名 
 SNASM_EEXIST   そのファイル名はすでに存在している 
 SNASM_EINVAL   不正なフラグがセットされた 
 SNASM_EMFILE   利用可能なファイルハンドルがない(不必要なファイルをクローズしてください) 
 SNASM_ENOENT   ファイルまたはパスが見つからない 

引数 flag には次の値を組み合わせて指定することができます。(<sd_fcntl.h>で定義されています)
 定義   意味 
 SNASM_O_RDONLY   読み取り専用ファイルとしてオープン 
 SNASM_O_WRONLY   書き込み専用ファイルとしてオープン 
 SNASM_O_RDWR   読み書きファイルとしてオープン 
 SNASM_O_APPEND   追記する 
 SNASM_O_CREAT   新規ファイル 
 SNASM_O_TRUNC   書き換える 
 SNASM_O_NOINHERIT   子プロセスから継承されないファイル 
 SNASM_O_TEXT   テキストファイル 
 SNASM_O_BINARY   バイナリファイル 
 SNASM_O_EXCL   排他オープン 

IBM PC またはその互換機がホストマシンである場合、 SNASM_O_BINARY または SNASM_O_TEXTフラグのどちらかを指定しなければなりません。


参照
debug_read()
 ファイルの読み込み
debug_write()
 ファイルの書き込み
debug_close()
 ファイルのクローズ
debug_lseek()
 ファイルのシーク

debug_open
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