Middleware Library - Dual Speech用関数

mwPlyCreateDlsd

DualSpeech用ハンドルの生成
書式
MWPLY mwPlyCreateDlsd( cprm )
MWS_PLY_CPRM *cprm

引数
cprm   ハンドル生成のパラメータ

戻り値
ミドルウェア再生ハンドル

解説
DualSpeech用のハンドルを生成します。

引数の構造体には、あらかじめ値を設定する必要があります。

構造体のメンバ cprm.sizeには、MWD_PLY_CALC_AWORKマクロにより計算された値を設定します。 MWD_PLY_CALC_AWORKマクロの引数にはセクタ単位の値を設定します。 MWD_PLY_MIN_AWORK=48 はMWD_PLY_CALC_AWORKマクロに設定する最小値で、滞りなく音声を再生するために必要なセクタ数です。

構造体のメンバ cprm.bufには、cprm.size分の領域を確保して設定します。

構造体のメンバ cprm.libworkには、MWD_DLSD_CALC_WORKマクロにより計算された値を設定します。 MWD_DLSD_CALC_WORKマクロの引数には、生成するハンドルの個数を指定します。

構造体のメンバ cprm.extsizeには、左チャンネル(MWD_CH_L)のみMWD_DLSD_EXTRA_SIZEを指定します。


用例
memset(&cprm, 0, sizeof(cprm));
cprm.size  = MWD_PLY_CALC_AWORK(MWD_PLY_MIN_AWORK);
cprm.buf = syMalloc(cprm.size));
cprm.libwork = syMalloc(MWD_DLSD_CALC_WORK(1));
cprm.extsize[MWD_CH_L] = MWD_DLSD_EXTRA_SIZE;
ply = mwPlyCreateDlsd(&cprm);

備考


Middlewareライブラリをご使用になる場合、ご利用になる関数によっては表記義務や別途ロイヤリティが必要になる場合があります。


mwPlyCreateDlsd
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